夫と「子どもの存在がなかったら私は今、全く違う人生の時間を過ごしていて、私はもっと無味な人だったと思う」という話をした。
そうだよね。あの時、子どもがいたから児童館を探したわけで。
児童館を探す過程で道端で、後に一緒に仕事をすることになる女性に『児童館どこですか?』なんて聞いたわけで。
母親にならせて貰えたから、そういう役割の女性のジレンマが痛いほどわかったわけで。
そこに実母の死が重なって、恩渡しネットワークを作ろうと思いたったわけで。
年子で次男が産まれてくれたお陰で小さな子ども二人の健康管理の工夫をもっとしようと思い、その過程で「まましゅっしゅ」を作るきっかけが生まれたわけで。
「恩渡しネットワーク」と「まましゅっしゅ」が産まれなかったら途上国に行くことも無かったし、間違いなく「インド」にも繋がらなかったわけで。
「恩渡しネットワーク」のお陰で地域のご年配層と繋がり、たくさんの子育て中の有難い存在のママたちに出逢わせて貰えたわけで。
母親にならせてもらったから家族みんなが快適に過ごせる空間を作りたいと思うようになり、仲間たちにも出逢わせて貰えたわけで。
母親にならせてもらったから家族をチームにしようと思い、いつしかチームになったわけで。
そしていつしか共感してくださる方々と巡り会い、地域の人々もチームになり、地域を越えた人々とも、さらなる大きなチームになり、いつしか国を越えてチームができたわけで。
人は出逢いにより大きく人を変える
夫と出逢っていなかったら
息子たちと出逢っていなかったら
そもそも、この出逢いのパズルが産まれなかったら私の人生観はここまで変わらなかったし、素敵な素敵な出逢いの連鎖はここまで産まれなかったと思う。
『人との出逢いは人を変える』なんて言うけれど、私は夫との出逢いがきっかけで長男と出逢い、彼との出逢いにより人生観が180度、大きく変わった。人は出逢いにより「大きく」人を変えるのだ。
だって私は夫に出逢うまでは結婚願望とか子供とか家族とか、そういうものを心から思ったこともなく、ただ「親が煩いから」とか、「年齢的に」とか、「年がいって一人だと寂しい」とか、そういう理由で、ただ漠然と「結婚」を想像していたんだから。
夫に出逢い、私は産まれて初めて「この人の遺伝子を遺したい。この大和魂のような日本の遺伝子を遺したい」という子宮で感じるような思いをいだいたのだ。そして、息子たちとの出逢いにより、人生観が力強く大きく変わり振り切った。
人生に深みを与えてくれる子どもたちの力は本当に凄い。
投稿者プロフィール
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財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表
2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。
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