「人」という生き物についての考察

カテゴリー:いま・ここ・私

公開日:2017.12.03

私を含め「人」という生き物は、とてもオモシロイ。

誰しもが「永遠の幸せ」という正解のない光に向かって、まるで精子が卵子に向かっていくように掴み取ろうと動いているように私には見えるのだ。

この形のない幸せを掴みとるために、かつ永遠でありたいから人々は何かしら最もらしい法則を見出す。

ある人は科学から、ある人は宗教学から、ある人は哲学や思考から、ある人は経済学やお金からと、様々な角度から解いたり証明しようとしているように見える。

すべては自分の幸せのために、どんな方法であっても行き着くところは同じ到達点。これが正しいなんてのは、そもそもない。また、その気づき方に優劣なんて全くない。

ある人は病気により、ある人は人の死により、ある人は苦い経験により気づき、人によっては全くその様な経験はなくとも、大自然との共存により、そこに達している人もいる。そのように思う。

 

永遠の幸せがある場所

生きるということへの執着から解放され死への恐怖・不安、そして寂しさから解き放たれた時、人としてオギャーと産まれた瞬間から始まった大小様々な人との比較。

そこから芽生えていた嫉妬や憎しみ。そういった全てのものから無縁となった瞬間、私は「永遠の幸せ」がそこにあるのだと思う。

そこに広がる世界は私の肌感覚では「宇宙に繋がるような世界」。SNSなどを初め、人々が織りなす言葉や描写のパズルは、それぞれが選んだ幸せの形。

人という生き物は、とてもオモシロイ。そんな事を感じて可愛い恐竜を迎えに行く私。生きていることそのものが本当に幸せだな、なんて思う自分が単純で好き。

そしてあなたの心に映し出される今が幸せでありますように。

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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