二人に一人が癌になる時代

カテゴリー: ─ いま・ここ・私

公開日:2018.05.23

日経ビジネスオンラインに『ガンと共に働く』というページがある…

私自身は癌患者ではないが、癌患者がそばにいる家族として、このページで紹介されている内容に、時折、目を通す…

二人に一人が癌になると言われる日本において(なって欲しくないが)、癌を受け入れながら、働いている方々も、既に多くいると思うけれど、そういった方たちのエピソードなり、工夫が一部、掲載されている…

父と同じ白血病になった40代の女性の記事がある…

病に伴い離職したけれど求職を続け、その傍らで何と、別の癌である乳がんになり、また治療を続けながらも最後は再就職するというエピソード!!

何ともかとも…

癌治療や、たとえ退院できたとしても、その後も体調や精神が乱高下する日常生活になる事を、そばで見ていて知っているだけに、この方が挑戦されている事が、どれだけ過酷かと想像するだけで、度肝を抜かれる…

私なんぞの挑戦レベルとは比べ物にならない!!

冷静に考えると、日本において、二人に一人が癌になると言うことは、『100年ライフ』において、こういうライフが二人に一人が経験して行くことになる…

今、健康であるならば、
健康で居続けられる事に
一番の気を配るのが大事!!

一方で、仮に癌になったとしても
アタフタせずに
強く受け入れて、
向き合っていく覚悟もいるなと思う…

癌になっても、前を向いて働いている人々に
大きなエールを送りたい💗

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【出産育児もそうだけれど、キャリア中断する人は、こういう気持ちになるんだよね…私もあの当時、そうだったけれど…】

移植後には、どこかで社会とつながっていたいと思い、血液疾患の患者会「リボンの会」に参加した。また、骨髄バンクの骨髄ドナー登録説明員として活動するようになった。骨髄ドナー登録説明員は、献血会場などでドナー希望者にドナーについて説明し、登録作業を行うボランティアだ。いわゆる有償ボランティアで、交通費とわずかだが謝礼が出る。額は少なくても謝礼が出ることで、自分は社会の役に立っているんだと心の支えになった。いろいろな場所に行き、健康な人たちと話すことで、隔離された病人ではないと感じられた。

●学会、看護学校など、さまざまな人たちにがんになった体験を講演する

講演のときには、「患者とは、病気を持つ生活者なんですよ」と必ず話す。ほとんどの人は、がんになったからといって、専属患者になれるわけではない。仕事をしなければ、生活費も治療費も払えない。そんな当たり前のことが、まだまだ多くの人に理解されていない。

がんになったことで、いろいろな人とつながり、いまは自分が必要とされていると感じられている。がんになった当初は大きなマイナスと思ったキャリアが、いまはプラスにできたかなと思えるようになってきた。
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投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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