友人や子供達との会話の中で不意に出た言葉が、今読んでいる本の一節だったり、誰かの言葉だったりすることが多い。インプットは同時にアウトプットでもあるんだなと思う。
もちろん、偶然でもあるけれど、意図的に使っていたりもして、ある意味、今読んでいる本や関心ごとモードで子供達の前に立っているとも言える。
詩人として、人類学者として、哲学者として。。。常に手元に本があって色んなチャンネルを持っていたいと思っている。
よく、本を読むと賢くなるとか世界が広がるというけれど、それは読んでいるだけではなく、「使っているから」なんだと思う。
少なくともボクの場合は、読むことを通して新たな「言葉」と同時に自分の新たな「側面」を作っているような感覚がある。
さらにいうと、毎日自分の手でご飯を作って食べる。という日常を過ごすこともまた「側面」に通じる。生活、習慣、行動、思考、そういったすべてのものが教室に跳ね返っていく。
子供たちと日々を過ごすボクにとって「何を教えるか」「どう教えるか」はとても大事。そこからさらに「どう在るか」「どう生きるか」にも目を向けて行きたい。
投稿者プロフィール
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ボクは、トイトイ。
ごくふつうの町のごくふつうの学校でせんせいをしている。
「せんせい」と呼ばれるのは少しくすぐったくて、
子どもたちからは「トイトイ」って呼んでもらっている。
ここで話すのは、ボクが子どもたちと一緒に見聞きしたこと。 学んだこと。考えたこと。
そんな何気ない日常のひとかけら。
ごくふつうの日々だけど特別で大切な言葉で綴られた物語。
【とし】「お兄さん」から「おじさん」と呼ばれるようになってきたぐらいの年。
【すき】あるく。ラムネ。本。料理。
【きらい】すぅーっとするもの。
【学ぶ】ことば。てつがく。
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