詩が日常に寄り添っている

カテゴリー:つぶやき, 学び,

公開日:2021.02.11

この数年、詩を自分のテーマにしている。今年は特に偏ってあれこれやっていてとても楽しい。とは言っても特別なことをしているわけではなく、日々詩を読み、詩を書く、ただそれだけ。
以前、若松英輔さんに「学校はね、詩が生きにくい所なんだよ。」と声をかけてもらった事があるんだけど、解釈しない、押し付けない、ただ感じたことを楽しむ。それだけを大切にしている。
うれしいこと、びっくりしたこと、考えたこと。心動くことがあると「詩を書いたよ」と見せてくれる。友達のふとした言葉に、学びの中の出来事に「何か詩みたいだね」と呟きがもれる。教室の詩のコーナーには次々と新しい詩が更新されていく。子どもたちの日常に詩が身近になっていることがとっても嬉しい。
子どもたちと絵から詩を書いたり、詩に絵を当てはめたりして遊んでいる。その材料に海外の絵本を集めている。新しい一冊はジャケ買いしたコレ。「何か絵が怖くて嫌」と子どもたち。まぁ、それもまたいいか。

投稿者プロフィール

トイトイ
トイトイ
ボクは、トイトイ。
ごくふつうの町のごくふつうの学校でせんせいをしている。
「せんせい」と呼ばれるのは少しくすぐったくて、
子どもたちからは「トイトイ」って呼んでもらっている。

ここで話すのは、ボクが子どもたちと一緒に見聞きしたこと。 学んだこと。考えたこと。
そんな何気ない日常のひとかけら。
ごくふつうの日々だけど特別で大切な言葉で綴られた物語。

【とし】「お兄さん」から「おじさん」と呼ばれるようになってきたぐらいの年。
【すき】あるく。ラムネ。本。料理。
【きらい】すぅーっとするもの。
【学ぶ】ことば。てつがく。

Copyright © トイトイ先生のつぶやき All Rights Reserved.

ページTOP