しあわせは、ふとしたところに落ちている

カテゴリー:あの頃の私(2001~2005年)

公開日:2003.02.09

2003年2月9日 PartⅠ

『Call』

今日、久しぶりにオランダに住むMihoに電話をした。
声を聞きたくなったからね~。。。話したくなったからね~ぇ。。。

今日は友達とご飯を食べる予定だったんだけど、そうでなくなったから、
家で溜まりにたまっていた本を、読み耽ってたんだよね。
時間ができたら、読もうって思ってた本をね。
4、5時間程ね~ぇ。。。

そしたら、急にふとMihoに電話をしたくなってきてさ~ぁ。。。

気付いたら、受話器を上げて、話してた(笑)

30分くらいかな~ぁ。。。

やっぱり、向こうは寒いみたい。

『寒いし、天気が悪くて・・・』と話すMiho。
長男 Yuan は 4歳になり、長女 Rio は 2歳になったという。
Yuan は、私のことなど、覚えてないんだろうね~ぇ。。
ここ半年ほどの記憶しか残像として残らない年頃のYuan君にはね。。。

そして、Mihoのお腹の中には、今年8月にこの世に誕生する予定のNew Babyがいるという。

子供の笑い声、きゃ~きゃ~騒がしくしている物音が、受話器越しに聞こえてきて
何とも言えず、私は、幸せな空気を感じてた。

私が過ごしたあの家は、最近、改装工事が入り、Reformされたらしい。
そして日本と違い、電話しても、なかなか来てくれないし、作業ものんびりしてるし
まだ、片付かないの~と苛々ぎみに話すMiho。
『今ね、オランダは景気が悪いの。Timは新しく自分の会社を興して、前と変わらず
Option Market関係なんだけど、ほんと忙しくて大変みたい。』と話すMiho。

オランダに住む彼のところに行くといい、日本を旅発ってからもう、何年になるんだろう。。
22のときだから、もうかれこれ6年?
言葉の壁、文化の違い・・・。
きっと、色んな不安を抱えながら、そして乗り越えてこの6年を過ごしてきたんだろうね。
今は、オランダ語を流暢に話すMiho。
かわいらしい話し方をするMiho。
素敵だよ。
一生懸命さが伝わってくるから。。。
そして、そのマイペースさがね。。。

早いものだね。時が経つのは・・・。

人は生きてるんだね。時間は流れているんだね。
当たり前だけど。。

当たり前のことを、どうしてこんな風に感じるんだろう。。
ひとつ不思議なのは、昔よりも今のほうが、当たり前のことを体で、心で実感し、
そのことで幸せを、満足感を感じているこの自分。

生きることがどういうことなのか、実感として少しはわかり始めてきたからなのかな~ぁ。

いろんな生き方があるよね。
ほんとに。

そして、それぞれが、それぞれに、幸せであって欲しいって心から思う。。
「しあわせだよ~!」って心で、顔で思える現実を、私の出逢った全ての人が感じて
いてくれれば、ほんとにいいな~ぁ。。。

そうであってほしい。。。

しあわせは、ふとしたところに落ちている

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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