私がDuolingoにハマって、息子のゲーム熱に初めて共感した話

カテゴリー: ─ いま・ここ・私,  ─ 子どものこと

公開日:2025.07.15

息子がゲームにハマる理由…

それが、まさか自分の身に
ある出来事が起きるまで、
心底わからなかったんです…

でも、ようやく腑に落ちました。
この1ヶ月で。
――というのも。

AI語学アプリって今いろいろありますよね。

で、「超・超・超・初心者🔰」の言語を、

「文法とか規則性とか全部すっ飛ばして軽く始めてみたい時、何がええやろ?」
と、20年以上海外で暮らしてる
日本人の友人に聞いたら…

「それやったら、ベタやけど

Duolingo がええかもよ?」
とのおすすめを受けまして、
あの恐怖の「ドイツ語🇩🇪」に、
人生初のチャレンジをしてみることに
なったんです…

【思い出す、あの”怒られてる言語体験”】
私はかつて「ドイツ語圏」で
すこーしだけ
生活していたんですが
恐ろしい事に
あの頃、駅名や住所の発音もできず、
ウムラウト(ü、ä、ö)なんて
「存在」すら知らず、
そもそも”読み方”からしてわからず…。

私にしては全く準備もせず

突撃で生活したことがあったんですね…

ちなみに

私、筋金入りの方向音痴です!

道に迷い、方向音痴が炸裂する。

標識は「右はプラハ」って

えーーー国境またぐって何よーって
心臓がバコバコ!

恐ろしくて

どちらへ行けば良いか
聞きたくても
行きたい場所も「読めなーい」
「伝えられなーい」
えいやーーーで右折!
ドンドン家に帰れない!
あの当時は、google mapがなかったからね!

「トムトム」という

懐かしい車のナビゲーションシステムが
命綱だけど
私にはさっぱり機能せずでした…

車は左ハンドルで

セントラルシステムで
右折に左折にしたくても
グルグル🌀出られず
ちびくろサンボ状態にもなり
わからず道をここか!
と入ったら
アウトバーンっていう高速道路で
入ったら最後、
もの凄いスピード狂だらけの波に乗り
どこで出たら良いかも
方向さえわからず
恐ろしいこと、山のよう…

新鮮ないちご🍓を積みにいったはずが

シナシナになって家に到着…

しかもウィーンの駐車は

隙間を探しての
路上駐車が普通で
いやーーこんな隙間に
私、車、停められる技がない!
と家の前なのに
ずっと車が空くまで
グルグルしてたこともあった…

トラム(路面電車)に乗れば、

急に行き先が変わる。
車内アナウンスは
一切理解できず、
みんなが一斉に降りる中、私だけ
「今日はここでイベントかな〜?」
なんて呑気に乗ってたら、
気づけばトラムは…

——–

車庫に入っていくやないかーい!
——–

閉じ込められた「アジア人女」と「赤ん坊」。

誰も助けてくれない。

ではなくて、誰かが乗ってるなんて

思わないですよ!

日本みたいに

車両点検で起こしてくれるなんて
天国はありません…

「え…?このまま私は…

ドイツ語が話せず…あの世行き…?」

っていうレベルの恐怖。

ほんま、今だから笑っちゃいます。

【慧くんの誕生と、絶叫マシン人生の始まり】
実はそもそも日本から
私は妊娠9ヶ月で夫の住むウィーンに渡りまして…

予定日の二週間前に

「サーカス(サルティンバンコ)を観に行った」

そしたらサーカス🎪観てる途中で

まさかの破水→救急搬送→初産→慧くん爆誕!

産院では、初産ですから

そもそも何がここから起きるのか
恐怖でしかない…

安心できるものは何一つなく

看護師さんの声がけの
ドイツ語はチンプンカンプン!

恐らくリラックスさせてくださっている

と思われるその言葉がけも
残念ながら
語気の強いドイツ語は
「怒られてる」ようにしか聞こえない音楽🎵

訳もわからぬまま、

絶叫マシンばりの展開。

いやー!

やっぱり、慧くんは
絶叫マシン🎢だったなー

そしてまだまだ

これでは終わらなかったんですよ…

産後二週間——

あの「東北大震災(3.11)」が起きました。

夫はお国のために

働いている仕事ですから
お国が混乱、霞ヶ関はデットヒート!
日本に即、呼び戻されることに!

残された私と生まれたばかりの慧くんは、

ウィーンで“試練祭り”が
絶賛、開催されるわけですねー!

大地震とともに

夫は慌てて日本へ旅立ち
未曾有の大地震と大津波でしたから
戻る時期なんてのは「未定」で
行くのが当然です…

お金を置いていくのを忘れまして

現金が1週間で底をつき、
冷蔵庫には腐った野菜…

現地にいらした

音楽留学の方がたにも
色々と助けていただきました…

「息ができなくなっていく」

とは、まさにあの感覚…。

そして気づいたんです。
慧くん、あなたは
「絶叫マシンに乗りながら
シューティングゲームを続ける装備」
を持って、この世に生まれてきたんやね…と。
そりゃ、生まれた時から
筋金入りでしたね…

【そしてまた、ドイツ語と向き合う日が来た】

……まあ、そんな話はさておき。
まさか再び、この私が
ドイツ語と向き合う日が来るとは。

慧くんのスポーツの流れで、

オーストリアとの関わりが
どんどん増えて行きました…

なんやかんや色々と

どう考えても
私がドイツ語を
やった方が早い?!
という場面がなんかある…

そこで、文明の利器に頼り、

Duolingoが目の前に出て来たというわけです…

これがね!

見事に私にとっては
中毒性の高い語学系アプリ!

「1位🥇を取り続けられるか⁉︎」って煽られ、
「今やればポイント3倍!」

とか言われると、
気づいたら3倍ポイントがつくような
早朝4時に勝手に起きて
そこから一日が始まるという…(笑)

調子良くリズミカルにやってる時に

広告待機がくる仕組み!

うわー!

イラッ💢
時間の勿体なさに
有料モードで「広告なし」の仕組みに乗る…

しかも

「○○さんに1位取られそうだけどいいの?」
ってアラートで煽ってくるから

「はーい!やるやるー!」って言ってしまう

素直な私。

他にも色々煽ってくるんよねー!

凄いわ!
これ!

無装備でオンラインゲームをすると

痛い結果になるとは「これねー」
と積み上げたポイントが
ゼロリセットされるような仕掛けに
「上手いなー」と白目👀

課金はある程度、スルーしながら

中毒性の波には乗って行く
という波乗り🏄ジョニーを楽しんでると
気づけば、文法も知らずに
「こういう音っぽいな」で発音し
「どうもこういう規則性があるっぽい」
と反射神経の語順で並べて
エンターをしていくと
「あれ?あってる!
「あれ?なんか伝わってるかも?」
と自信がつく不思議…

これは…

もしやすると!
赤ちゃんが言葉を覚える仕組みと
似てるんちゃう?

【つまり、私は今、ゲームにハマる子ども】
…そういうことやね。
そら、息子がオンラインゲームに
没頭するわけやわ!
「知らぬ間にレベルアップしてる」
この感覚、初めて味わいました(笑)
【それにしても、言語ってややこしい】
たとえば、日本語の「と」。
Duolingoの「ほんま、あんたなー!」💢
と改善して欲しいところがありまして…
それは問題文の日本語なんですよ!
例えば
「彼女も魚と野菜が欲しいです」
って文章をいつも出す!
日本語の「と」は
「①〜を加えて」という意味と
「②〜を添えて」という意味があるけども
「と」と言えば、大体「①」と思うよね。

「und(〜と)」返したら

ブブーと言われて
「mit(〜を添えて)」で◯!
「そうかー!ワンプレートに、ほうれん草のような
野菜添えの事を言いたかったのかなー?」
と気分良く切り返したら
またしても次に
「彼女も魚と野菜が欲しいです」
と同じ文章が来たから
「ヨッシャー!今度こそmitやー!」
エーイ!
と返したら
「ブブー!」
嘘ーン!
と、まさかの「und」で返したら
〇となる。
「あー、この野菜は別皿のサラダを言いたかったのかー!」
と良いように解釈してあげたいけど

おいコラ!

そういう類の文章チェックを
仕掛けてくるなら
写真やイラストを見せてからにしてくれ!

と、いつも「と」に振り回されて

毎回「und か mit か、今回はどっちやねん!」
と気づけば、賭けに出ている私!(謎)

だからいつも

「苦手な単語」が「mit」と「und」って出て来て、
「ちゃうがなー!なんでやねん!
怒るでしかしー💢
となっており
私はどうやら、AIさんからは
undとmitが何回言うても分からん
アホな子と思われている様子です…

まーええかー。

実際に会話する時は

現物を見て話すわけですしねー…

「冠詞と一緒に単語を覚える」

という記憶方法は、私には
「無理ゲー」だし、それはもう
dieだかdasだかdirだか
なんだか知らんけど
現地で誤魔化して喋れば伝わるはず!

あっそうそう!

私の驚きは
「Wasser bitte!」問題!

ドイツ語で「お水をください」は

「Wasser bitte!」しかないと思っていたら
へーー!
何、何!
brauche(必要)
möchte(〜したい)
みたいな動詞を使って
伝える方法もあると知って、衝撃!

でもなんか、

「お水が飲みたいです」と言うのは
日本語でも言うけれど
「お水が必要です!」
なんて言い方は
日本語ではしないなーと違和感。

まーそうなのね!

直接的ですが、必要なのはわかったよ!
と受け流す。

そういえば…

幼少期に「お冷ください」という
大人を見て
格好いいなーと背伸びし
子どもの癖に
真似したように、
たぶん私は、真似をする…
でも恐らくは発音が伝わらず
「え?」となり
「Wasser bitte」で終わるんだろう…笑😆

【Duolingo、恐るべし】
このAI言語アプリとの壁打ちのおかげで、
「文法知らなくても、通じる実感」は
得られてきてる気がします。

これ、たぶんテストの点数は取れんけど、

生活の言葉にはなるんだろうな。

「言語って、こうやって入ってくるもんなんやな〜」

と、遊ぶように触れられてる今、
かつてのあの
「怒られてるドイツ語🇩🇪の言語体験」
とは、まるで違うものが、
イマココにある不思議…

恐ろしいだけだったドイツ語が

ちょっとずつ
可愛く、好きになってきた…かもね?

それにしてもAIって

自己肯定感を凄く上げてくれるところが
誰よりもあるんだよなー(^^)

なんか、昭和、平成、令和と

時代を跨いできた私たち…
時代の進化…

発展する文明の利器…

私は結構、これに乗れてると思う…

波乗り🏄ジョニーが出来さえすれば

オモロイ凄い時代に生きられるんですね…

でもでも!

いくら時代が進化しても
——–
空飛ぶ絶叫マシンに乗りながら
シューティングゲーム
——–

つまりは

「スターウォーズ」のリアル版な
時代が到来するのは勘弁してなー!

パイロット🧑‍✈️養成学校みたいな

中学校へ転校した意味を
そちらには
持っていかんといてなー!

ルーク・スカイウォーカーと

違うんやでー!

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

Copyright © 有川凛の公式ブログ『日々是好日』 All Rights Reserved.

ページTOP