スキーのポール競技に出る息子たちを連れて
東京にいない夫が
昨晩LINEで、写真をさり気なく送って来てくれた…

それを私はこう受け取る…
「お花が義母さんのもとへと届いた時、
御礼を絶対に怠らない義母さんは
私に電話をしてくる…
その時、私が困らないようにという夫の気持ち」と…

頭が良すぎて人の気持ちが中々分からないところがある夫…
その不得手を自分でも自覚しているようで
「凛ちゃん、まだまだ僕の苦手なところなんだ〜」と打ち明ける…

結婚し、子どもが出来、
次男坊が生れた矢先、私の母は自殺…
そして次に押し寄せた波は私の父の白血病宣告とそこからの闘病生活と看護介護の日々…
落ち玉ゲームのように降り掛かってくる課題に夫と二人三脚だった…
夫は随分と変わっていった…

「大人になっても一つ一つ、気づいて、工夫して、生きている間は全てがお勉強だね…」
という姿勢で思い合えることが私は嬉しく有り難い…

いつも作務衣を着て
冬でも素足に雪駄で堂々と歩き
怒ると怖い夫を息子たちは
「父ちゃんの雷、怖いから嫌い!!」と言う…
まだ上っ面で感じ、
見ているところがある…

どんなに大変でも
絶対に「疲れた」と言わない主義を貫く夫…

だから私は夫からその言葉を
聞いたことがない…

この精神は実は義母の心の在り方に通じていると私は感じているし、物凄く強い意志の貫き方に武士道のような美徳を感じている…

夫の「深〜いところにある美徳(味)」に、息子たちがいつの日か気づいてくれたら嬉しいな…💗