強靭な肉体を持ちすぎると「体が弱い人の気持ちを理解できづらくする」という弊害…
頭が良すぎると「頭の回転速度が遅く、勉強や発想が思いつかない人の気持ちを理解できづらくする」という弊害…
それはそれで、生き辛い…
ただこれは、そう産まれ、生かされる人間にとっては、なかなか普通の人には理解されず、これから乗り越えていかなければならない試練になる…
息子は一つ目の事例に当てはまり
また好奇心旺盛な性格である事と
悪気なく好奇心思った事とを後先考えもせず
辛辣な不用意に発せられる言葉が
時に刃になっている傾向がある…
そして後で人に言われたりして
頭を打って
「あーぁ」と気づくというパターンだ…
本当に弱い立場の人間に悪気なく心無い言葉をかけたり、そういう気持ちを持つこと自体を
人間のクズ位に思う私にとり
いつも突きささってきたことでもある…
息子も全てがわからないわけではない…
彼も少ない人生の中で
そういう場面や環境に遭遇し
「あ~ぁ、気付かなかった。悪いことをした。人を悲しませた」と猛省する場面を何度もみてきている…
それに身内に病人がいてそれを少なからず
見てきている事と
私自身が心臓に欠陥を持ち
体が決して丈夫ではない事なども
そうではない人を知る機会にはなっている…
そのような身体を持つ人間が生きるには
彼のように常にONの状態ではいられず
ON-OFFを保ちながら生き
そういう人が此の世にいる事だけは
知っている…
優しいことも垣間見せる…
ただ本当に分かるかというと
自分がその立場にならないと
分からないだろうと思う…
その度、その度、教えるが、
息子に一貫して伝える事は
「君がどういう言葉を発し、行動したか…
それに対し相手がどう受け止めたか…
それは今、この瞬間でなくても
人生を通じて自分に全て返ってくる…
傷つければ、それが恨みの念になり
後で返ってくる…
喜ばせる事をすれば、それがありがとうの気持ちになり、後で返ってくる…
そのような仕組みになっている…
それをわかって、生きろ…
全ては自分が選んでいること…
人のせいではない…」
難しいことではあるが
わかっていようがいようまいが
伝える…
「自分が」「自分が」…
「見て」「見て」…
エネルギーが、人以上に高い人間は
この欲求値も高い…
付き合いきれないくらいに
しつこいほどある…
ただその時も
「息子よ!!
誰にも彼にも『見て』『分かって』の理解を求めても、求めれば求めるほど全ての欲求は叶わないから不満になる…
見ている人は発せずとも見ている…
それだけは信じろ!!
母ちゃんも父ちゃんも見ているが
他にも見ている人はいる」…
エネルギーの発散の場、試練の場を
スポーツという世界に魅了された息子に
手渡すが、手渡した本来の意図を
息子が本当の意味でわかる日は来るのか…
本当の勝負の世界は
切った張ったではなく
己の心の在り方だと言う事を
何をきっかけに掴み取るのか…
自分で頭を打て!!
そして、じっとじっと
それを親は見ていくしかない…
これも親に与えられた試練の場なのでしょうから…
投稿者プロフィール
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財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表
2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。
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