『夜空』夜空のむこうに何がある?

カテゴリー:あの頃の私(2001~2005年)

公開日:2003.05.29

「有川凛が20代の頃に思っていた事」

2003年5月29日

『夜空』

毎日のようにすることがある。
外に出て家に帰るまでにすること。
会社の帰りだったり、遊んだ帰りだったり・・・。

いつも私は空を眺めてる。
夜空をね。
星空を。
ゆっくりと。。

そしたら、いつもお星さまがこちらをみてる。
キラキラ輝きながらね。
お星さまを眺めながら、「今日はどんないいことがあったかな?」って思い出して、
そして、何がしたりなかったかなって反省するの。
そしてその後に「Rinちゃん、今日も一日おつかれさん♪」ってするの。

・・・ きょうも 一日 おつかれさん ・・・

いつも思うことがある。
「空って凄いな」って。
天空は、この世に一つしかないでしょ。
世界のどこにいたって、同じ空の下に皆がいる。
そして、夜になると同じお星様にみんなが照らされて。。。
お月さまであっても、太陽であっても同じなんだけど、空にあるものって、なんか凄い。

そう考えると、何かに包まれて、守られている気がしてくる。
あったか~いものが心に入ってくる。。
やっぱり神さまっているのかなって。。

・・・ロマンがある・・・

空の下にみんながいて、そしてそこに離れ離れに生活をしている友達がいる。
家族がいる。
日本であっても、外国であっても。
東京であっても、京都であっても、名古屋であっても、仙台であっても、同じ青空の下に、みんなが生きている。

そう感じると、途端にみんなに会いたくなるの。
無性に、みんな~に会いたくなるの。。
そして、気づいたら、電話しちゃってたり。。(笑)

小さい時、『お月さんを見にいこう!』ってYoshikoママは私を外に連れ出し、兄と三人、手をつなぎながら、よくお月さんを見てた。
お月さんだけでなく、天体にあるものすべてを眺めてた。。

ただ眺めるだけなんだけど、いつもなぜか癒されてた。

私が生きることに疲れた時、嫌な事があるとき、ふと思い出す、Yoshikoママの言葉がある。

頭を撫でられながら、温かく包まれながら教えられた荘子さまのお話。。

—————————————————–
立ち止まりなさい。
腰を下ろして、あのぽっかりと空に浮かんだ雲を眺めるような心。
それがなければ
人生の本当の美しさも、意義もわからない。。。
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Yoshikoママ。
あなたに私は色んな事を教わった。。。
私は色んなことを、言葉でなく、愛に溢れた行動で、スキンシップで感じとってた。
何が人にとって大切かを、知らず知らずのうちに、教えられてた。
力いっぱいの、こぼれんばかりの愛情をもらってた。。

心がいつも・・・
あったかかった。。

まだまだわかっていないことが、いっぱいいっぱいあると思う。
だからこそ、まだまだ楽しいことがたくさんあるんだろうって思う。。
死ぬ時に、「生きるってこういうことか。だったらまた次もこの世に産まれたいな」って
思いたい。
そう思える生き方をしていたい。
何かを熱く感じながら、生きることを追求していたい。。
これからも、これから先もずっとずっと・・・。

そして、人にも自分にも、ずっと熱くありたい。
諦めることを忘れた人間でい続けたい。

だって、人間なんだもの。

感じる事のできる。
考える事のできる、ステキな生き物なんだもの。。

だから生きてるって・・・す て き!!

夜空のむこうに何がある?

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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