人生を逆算して生き切る生き方

カテゴリー:いま・ここ・私

公開日:2019.03.21

生を全うするだろう西暦を決め
逆算した生き方で生き切る…

私がそう決めたのは
母の突然死を
経験した時だった…

2013年2月1日の事だった…
その時、二人の息子たちは1才、0才…

そして
生を全うするだろう西暦は
私の中ではキリのよい2050年だった…

齢76才…

母は69才で他界したのだから
少なくともそこまでは…

十分だと思った…

そして恩渡しネットワークを立ち上げ
株式会社らしゅえっとを立ち上げた…

そして父の自由奔放な69才までの生き方と
69才から2年間の面白おかしい白血病闘病生活、そして迎えた死は
私に
健康寿命の中で
いかにして人生を面白おかしく
生き切る事が大切かを
教えてくれた…

そして
現世の終焉を迎えようとした父とともに
心を合わせ
未来へのプレゼントを贈ろうと
財団法人RINDA foundationを立ち上げた…

ここでまた考え直す…
私の命の時間…

健康寿命…
2050年までは難しいかな…
2045年だと71歳か…

十分じゃないかな…

だとすると
あと25年…
残された時間はたったの25年…

だから私は
自分の命の時間が
愛おしくて愛おしくてたまらない…

出会うもの
目にするもの
すべてが愛おしくて愛おしくて
たまらない…

寄り添いたくなり
心が震え
涙が込み上げる…

そんな日々を
母が亡くなったあの日から
送っている…

そういう生き方の『魅力』を
気づかせくれた
母と父が
愛おしくてたまらない…

最高のプレゼントを
両親の生き様から
いただいた…

物は考えよう、捉えようだ…

だから私は
大きなビジョンを持って
思いっきり遣り残して
思いっきり面白おかしく
生き抜きたいと思っている…

だから今の今だって
いつ死んだって
悔いはない…
そう思っているところがある…

なぜなら
『継承』を考えていると
自然とそこに
命尽きても「魂が息づいていくこと」を感じ
そこに
温かみを感じるからだと思う…

私の持っているものなど
大したものはないが
持っているもの
すべてを
少しずつ少しずつ
解放していく生き方に
私はどこか
安らぎを感じている…

人生を逆算する生き方…

ユングの「人生の正午」を思い出す…

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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