生きるが「面白可笑しくなる場所」

カテゴリー: ─ いま・ここ・私

公開日:2018.11.28

昔から古いものだったり
古い「風」だったりを好むところがあるけれど
ふと立ち止まるその場所やその瞬間は
「古さ」と「生かす」が頭の中で
パズリングされる時…

世田谷のあのオンボロの
誰も目に止めない古い家に出逢った時も
そうだったな…

そして気づけば買っていたあの家…

恐らく私と同じ類の感性であの家に魅了されて
「住ませて欲しい。DIYしたい。」と申し出てくれた美大生達がいて…

今、彼らは、何とも言えない不細工な古さから舞い降りてくるインスピレーションの中で、再生と新古の融合の藝をあれこれと、面白がってやっている様子…

京都の父の遺品整理を今月からし始めて
まだまだ続くだろう「要る要らないの仕訳」に途方に暮れながら
『あ〜、こういう父の遺した藝の様なコレクションを、ただ「遺す」や「捨てる」ではなく、遺すなら上手く工夫してインテリアに出来たらいいな』と思いつつも、まだまだ再利用の青写真が描けておらず…

一旦確保の場所を作る選択と並行して
世田谷のあの古い家の未来に
美大生たちと
大好きなリノベーショナー達と共に
生きるが「面白可笑しくなる場所」の一つに
なることを
少しずつ少しずつやって行こう…

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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