10月1日の消印…

それを見て
思わず涙が溢れ出てしまいました…

それは、亡き母の誕生日だったからです…

大好きな母と父が
天へと旅立ってしまった今
地上に遺された私は
出会うもの、出会う人全てに
何か、父と母が天からそっと
私に人や物を通じて
「大丈夫よ!!智ちゃんは間違っていないよ。
泣かないで!!笑って!!」
というシチュエーションを
用意してくれている様に感じてしまう私がいます…

一見、もしかすると、私は
自信に満ち溢れているように見えるかもしれません…

でも母は繊細過ぎるほどの私をよく知っていて
「優しい事は強い事と言い聞かせ、
本物をなるだけ見せて触れさせて
感性や情緒を豊かに育てすぎてしまった事が、私の罪かもしれない。
生き馬の目を抜くような今の世に、
そんな貴女に育ててしまって
それが貴女を苦しめて」

そんな事を生前、言っていました…

母は厳しい人でしたが
愛情が大きすぎる人でした…

何かに私がぶち当たった時には
頭を撫でながら荘子さまのお話などを
してくれたものでした…

───
立ち止まりなさい。
あの空にぽっかりと浮かんだ雲を眺めるような心。
これがなければ
人生の本当の美しさも意義もわからない。
───
と…

「泣いても一生
笑ても一生
同じ一生やったら
笑わな損や」

そんな事を言って
ガハハと笑い飛ばす母でしたが
そんな母の誕生日の消印…

じーんとして、
中を開けてしまえば
泣き崩れる自分が想像できてしまった事と
それを受け止められない体の状態…

そんな事を思い
なかなか中を開けられず
ここ数日いました…

そしてようやく
今日、中を開ける事ができました…

やっぱり
わ〜〜っと涙が溢れ出て…

中には幾つかのプレゼントが入っていました…

温かなミッキーのタオルに包まれたCD…
紙ではなくてタオル…

CDには作曲者からの
「I ALWAYS LOVE YOU」
というメッセージが書いてあり…

そして三人の方からの
温かなメッセージ…

そして、ニールズヤードのアロマオイル…
カモミール、ローズ、ネロリの癒やしのブレンド

何もかもが私を思う優しさに包まれた物ばかりでした…

最愛なる人を失ってもまだずっとずっと
思う愛する思いと
でも失ったからこそ
そのお陰で出会う
人からいただく温かなる愛の触れ合い…

今、私は立ち止まっています…

『ぽっかりと空に浮かぶ雲を眺めるような心を眺めたい』と思いつつも、まだそこにも辿り着いけていませんが、まずは、痩せ細てしまった体を立て直して、元気になりたいなと思います💗

必ず笑顔になれると
思っているから…

私はこれまでも
そして、これからも
強くない…

これが私です…

一つずつ、一つずつ
一歩ずつ一歩ずつ
堅実に真っ当に生きていきたい…
優しい事は強い事…
強くなくとも、何事も面白おかしく…

いつもそう思い
ただ生きている
そんな魂を持つ一つの小さな星です…

私にそっとプレゼントを送ってくださった三人の友に感謝の気持ちを込めて…💗