心で記憶したことを表現しようとすると
心の引き出しから溢れ出し
言葉よりも先に涙があふれ
言葉にならない…

でもそれを見た人、聞いた人は、
それだけで
ただそれだけで「心が伝わり」
その人の心に記録が残る…

頭で記憶したことを表現しようとすると
頭で覚えた通りの言葉や形式の
引き出しは開くが
心の引き出しは空っぽで涙は溢れない…

それを見た人、聞いた人は、
「賢い人だな」と頭で思うかもしれないが
心には響かず
その人の脳にも心にも記録されない…

私はどこかそういう物だと感じている…

そして私はすぐに涙する…
そして私はすぐに笑う…

心の記憶を積みあげ描いていく事が
大好きだから
素直な感情を
歳を重ねても大切にしている…

だから私が物事を決めるとき
いつも「頭で考えない」…

「おもろいか？楽しいか？ワクワクするか？」
「美しいと感じるか？」

心の感覚で決め
その後に脳にYESかNOの司令を出している…

だからなのか
私が手に取る商品
私が作る商品

それは「手や心の温もり」が感じるものになる…

私が出逢う人の繋がりも同じ…

物も人も何でも
無機質さを感じると
心の記憶から
そっとなくなる…

私はどこかそういう物だと感じている…

そんな「心で記憶すること」が長けている天才は誰か？

子どもたちじゃないかな…

子どもたちは心で記憶する天才集団だろう…

喜怒哀楽
どの方面にも
素直に心の根っ子を伸ばし
素直にはしゃぐし素直に怒るし…

ええねん、ええねん
伸ばしつくしたらええねんと思う…

それがしっかり出来てたら
大人になっても自分の感覚が
よーくわかるんよ…

これ大事なことよ…