『無条件』

カテゴリー:あの頃の私(2001~2005年)

公開日:2003.06.06

「有川凛が20代の頃に思っていた事」

2003年6月6日

『無条件!』

人は人を好きになる時、知らない間にきっと、色んな条件をつけているだろう。

たとえばこんな風に・・・。
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男らしい人がいい。
ビジュアルがいい人がいい。
賢い人がいい。
価値観が似ている人がいい。
とにかく優しいひとがいい。
笑顔がステキな人がいい。
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興味をもつきっかけはそうかもしれない。
だけど、私は一度人を好きになったら、
その後は、無条件で好きでいたい。

そうでないと、私の場合、長続きしない。

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「○○してくれるから好き」
「私のことを好きでいてくれるから好き」
「一緒にいてただ楽だから好き」
———————

そんな条件つきの好きは、
一緒にいたら、楽かもしれない。
その時は。

だけど、楽はそのうち、怠惰になる。
怠惰になると、そのうち、自分にも、相手にも不満感を与えてしまう。
不満感だけでなく、「不安」にさせてしまう。
不信にさせてしまう。
苦しくさせてしまう。

たとえばこんな風に・・・
———————
本当に自分のことを大事に思ってくれているだろうか?
本当に自分を好きでいてくれてるんだろうか?
自分のどこが好きなんだろう?
そして本当に自分は・・・
好きなのか?
———————

気持ちをマイナスに働かせてしまう。

条件つきの好きは、時間とともに、そんな風にさせてしまう。
だから、結局、自分を責めてしまう。
その理由が自分にあることを知っているから。
そしてそんな自分が嫌になるから。
そして残念なことに、そんな関係に嫌気がさして飽きてしまうから。
自分にも、相手にも。

だから、長続きしない。
だから、条件つきの好きはこわい。

私とおなじような思いを綴った詩を見つけた。
ステキな詩。。
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なにかをしてくれるからすき。
いうことを聞いてくれるからすき。
そんな理由で
だれかをすきになるのは、残念。
もちろん、すきな人がやさしくしてくれる。
いろいろしてくれるのは、うれしい。
だけど、それは、
「すき」という気持ちがはじめにあるから。
条件つきのすきは、らくかもしれない。
だけど、たのしいのは、
その人がすきだからという「すき」。
だれかをすきになるときくらい
駆け引きなしですきになりたい。
ほんとうにすきになることなんて
生きているあいだ
何度もあるわけではないことだから。
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そしてわたしは、こう思う。

いちど好きになったら、

その後はずっとずっと、
無条件で好きでいたい。。
命がけで好きでいたい。。
熱く熱く、時に冷静に。。

そうあれるために、自分も、相手も、お互いのために努力できる、高めあっていける、そんな仲がいい。

相手にとって、Best One!
自分にとって、Best One!

そんな風に相手にもずっと思わせてあげられるよう、
好きだから努力する。
好きだからそうしたい。
それが私流の思いやる形。

だからもっともっと 綺麗になりたい。
そしてずっとずっと 綺麗でいたい。

だからもっともっと 賢くなりたい。
そしてずっとずっと 賢くありたい。

だからもっともっと 優しくなりたい。
そしてずっとずっと 優しくありたい。

だからもっともっと 強くなりたい。
そしてもっともっと 強くありたい。

だからもっともっと 輝きたい。
そしてずっとずっと 輝いていたい。

心も、体も。。。

だから、努力する。
だけど、無理はしすぎない。
そのバランスが大事。
それが、お互いを窮屈にさせないポイント。

お互いでそう思いあえる
そんな仲でいたい。

大事にされるなら、そんな風に大事にされたい。
そして、そんな風に人を大事にしたい。

ずっとずっと・・・。

そして、相手にこんな風に思われたら最高!
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○がいるから、どんなことでも頑張れる。
どんなことでも挑戦できる。
挑戦したいって思う。
力が湧いてくる。
そしてその結果がどうであれ、自分には、戻れる場所がある。
どんなことがあっても自分を信じてくれている
そんなあったかいあったかい戻れる場所がある。

・・・○は僕の、何よりの宝物 ・・・

だから僕は君を はなさない・・・”
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私の理想。。。

そして 男は、そうであって欲しい。
夢やロマンを追っかけていて欲しい。
そして そうあれるために 私は思いっきり支えていたい。

ほんとうにすきになること

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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