昨日、大きな輝かしい未来が直ぐ先に見える
水泳選手が
白血病という父と同じ病に
立ち向かっていくと知った事…

そして、もう直ぐ、父の誕生日ということが重なって、何だか走馬灯のように
父が作り出した物語が駆け巡った…

70歳を過ぎ
造血幹細胞の型が
あまりにも特殊過ぎた父が
臍帯血移植が出来たことも奇跡だったけれど
その臍帯血移植は、父を含め
周りにいる私たちにとっても
まるで『SMILE PASSPORT』だった…

どんな事が降りかかろうと
笑顔を忘れない事を
約束した人にだけ発行される
SMILE PASSPORT…

発行された人は、その周りにいる人や
その先々で出会っていく人々と一緒に
「みんなが幸せになる」という
魔法のコインを探す旅に出る…

そして父は
どんな時も
みんなに笑顔を届け続けた…

この世に
このタイミングに
生まれて来たのも
何かのご縁と…

そして全てが『一期一会』と…

石塔玉(セキトウギョク)…

父は宇宙の上から
全ての人や物に
大きな笑みを浮かべ
大きな愛で
包み込んでくれていると感じる…

「人生、何事も面白可笑しく」生きなはれと…

【父の命の締めくくり方】
父はこの現世の締めくくりとして
娘の私とともに財を出し合って
財団法人RINDA foundation JAPANを創り
旅立っていった…

未来を生きる子どもたちへのプレゼントを
一緒に渡そうとして…

設立の日は本当は8月17日だったけれど
8月13日の早朝に体調が急変し
「もう今日危ないです、今から急いで来てください」と病院から早朝、緊急連絡が来る…

それを聞き数日間の泊まりの用意を持って
病院へと急ぐ私…

それを知った周りの人が、急遽、走り回って
法務局へ登記申請へ…
そして設立が8月13日になった…

8月13日は娘の私の誕生日…

びっくりするようなプレゼントを遺し
財団設立予定だった8月17日に
天へと旅立って、人生を締めくくった…