生前、父は「水」について深い知識を持ち、
水がどれだけ大きな意味を持つのかを
私に教えて来ました…
「水」や「浄化」をとても大事にしてきた人です…
69歳になるまでは風邪一つひいたことのない人で、そのエネルギーを幅広い興味と趣味に向け、人生を自由に謳歌してきた人でした…
ところが69歳の誕生日を迎えた4月に、突如、白血病という病が父を襲います…
『人生、何事も面白可笑しく!!
智ちゃん、僕は好きな事を殆どしてきたから人生に思い残す事はないんよ。
最後にこんな難題を突きつけられたのにも何かしらの意味があるんだろうと思うんだよ。
どんな困難な宇宙旅行になるやしらんけれども、移植して乗り越えてみようと思うんだわ!!』
と言い、そこから京都から東京の虎ノ門病院へ入院。
そして娘である私とともに、二人三脚で、死を予期させるような状況を何度も克服し、闘病生活を乗り越えてきた経緯がありました…
移植から1年半近くが経とうとした去年の春の事…
「京都の家を手放して、父がもっと遺りの人生を楽しむことに時間を使おう」
「父の個展をしよう」
と二人で決めた頃でもありました…
そう決めて
父が大事にしている物は極力処分せず、もっと近くに物を移動して、それらを見たり触れたり出来るようにと、山梨の家へ移動させる計画等をしはじめました…
売り先も決まり、京都の家の整理もしていた矢先の夏、父は還らぬ人となってしまいました…
でも父と決めたこの計画は
父の死後も、消え去ったわけではなく、
そのままのストーリーで生き続けていました…
予定よりは伸びましたが来年の3月末には
父の遺した京都の家は売り先へと渡り
そして父が大事にしていたものについては、
念願の自然が豊かでお水が綺麗な道志村へと
移動させることが決まりました…
道志村といえば「水」が美しい場所として有名で、そんな場所に父が大事にしてきたものが保管できるのは本当に嬉しいことです😊
きっと父も喜んでいるように思います…
そしてこの新しい「父のお家」には
道志村に移住を希望される方が住んで下さる事が決まり、家の一角に保管される父の遺品の数々は住人の手によって、管理されるとのこと…
これまた安心です…
父の愛車「コペン」の居場所はどうしようかと思っていましたが、そんな車もこの場所に移動し、カーシェアリングのように父の車を皆さんに使っていただけるとか…
この家は薪ストーブもあり
陶芸家がアトリエとして
つい最近まで使っていた場所…
中は、父の好みそうなセンスになっています…
この家の住人の方には
広い敷地を利用してカフェなど
自由にやってくださいねとお伝えして(^_-)
道志村のこの場所が、皆さんに愛される場所になってくれたら嬉しいなと思います💗
そんなわけで
27日の夜、道志村から地主さんを含め
この家に住んでくださる方、
そして道志村の議員さんまで
わざわざ東京へ来てくださり
話が一気に纏まりました…
皆様に感謝✨
父の個展は道志村からスタートかな(^_-)
投稿者プロフィール
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財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表
2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。
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