世田谷ハウスの活かし方

カテゴリー: ─ RINDA foundationのこと

公開日:2018.06.04

我が家から5分程のところに昨年秋に購入した世田谷の古民家…

この物件を7月以降、どんな風に使っていこうかと色々と考えてきた…

7月18日…
財団法人RINDA foundationがインドに続き、日本にも立ち上がる…

この団体では、EQUALITY & EDUCATIONの事業の一つとして外国人技能実習生(介護職)のサポートをしていくが、現在、外国人技能実習生が日本において不当な扱いを受けている実情もあり、それに対して、インドからの送り出し機関という機能を私達は持っているが、日本に渡ってきた彼らに、監理団体でもない私達が、何のサポートをしてあげられるかを模索していた…

様々な案がある中で、この世田谷ハウスを長期滞在する外国人向けのB&Bを作ったらどうかという案があった…

これから益々日本は、かなりのスピードで人材不足になる。
その施策の一つとしてAI分野での解消もあるけれど、私達は生身の人として、どうしても外国人の手(協力者)を借りなくてはいけないところまで来ていると考えている…

彼らが労働者としてはもちろん、「人」として気持ちよく、人間らしく暮らしていただきたいと私達は考える…

そのため、異国から来る彼らの出来る限りのサポートをしたいと思っているが、この世田谷ハウスを、インドから送られてくる介護職の外国人技能実習生の住まいにしたらどうだろうという案が、浮上してきた…

サポートできるのは、この家を皮切りに最初は少人数かも知れないが、ここに彼らの生活をサポートするインド人に適したシェフ兼家政婦さんに住んでもらい、仕事で疲れた彼らを癒やす空間を作れたらどうだろうと思った…

駅にも比較的近く、世田谷の静かな地で、彼らに何かあれば、私やす~こもすっ飛んでいける…

それに困ったら、インド人パートナー、ラジクマール氏がいるわけで、母国語でも相談が出来る…

彼らが、日本において「包み込まれるような温かさを感じられる場所」…

何かそんな事を考えてみたいと
思い始めてきた…

そうすると私の心は温かくなり
涙が込み上げてきた…

まだまだこれは案に過ぎないけれど
私は自分のお金や財を
より公益性の高いことに回せたらと
思う…

そして、この古民家の再利用という意味でいうと、これはECOLOGYでもあり、RINDA foundationの3つのE「EQUALITY」「ECOLOGY」「EDUCATION」にあてはまる…

SMILE
〜Sharing Miracle In Life Everyday〜

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

Copyright © 有川凛の公式ブログ『日々是好日』 All Rights Reserved.

ページTOP