親ができることは

カテゴリー: ─ いま・ここ・私

公開日:2018.03.04

今日も遅くまで滑り込んだ様子です

夫は検定試験に挑戦する息子のスキー板の
メンテナンスです

親子の板が
こうして並んでいるのを眺められる幸せは
ひとしおです

こうして
息子の「夢」に向かって
二人三脚をしていける喜びを
夫は私以上に感じているのではないでしょうか

夫や私は
ただ「好き」でスキーをしてきました

子どもたちがまだ1才、2才の時に
一緒にリフトで頂上に上り
二人でそれぞれの子どもを股に挟み
安全走行ではあるものの
大地を猛スピードで滑り降りてくる楽しみを
体感させてきました

親が楽しむ姿は
息子たちを楽しませ
いつしか自分の力で滑りたいと思わせ
こうして今、スピードに対して臆することなく
逆に果敢にチャレンジしていく姿があります

私たち親は
スキーをやれとは言いませんでした
息子の「やりたい」という言葉を待ち
その言葉が出たから
付き合うスタンスです

そしてスキー板やストックを
自分で持ち運ぶことは
子どもたちにとって
決して楽なことではありません

でも自分でやりたいと言ったのだから
息子たちには甘やかさず
小さいながらにも
いつも最後まで持ち運びをさせる
夫の姿をみて私は凄いなと思ってきました

厳しいけれど
でもいつもこうして息子を思い
キチンとメンテナンスをする夫の姿があります

強面ながらに味わいがあるのが
夫です♡

息子たちはそれをよくわかっている

怒ったらべらぼうに怖いのに
「父ちゃん」「父ちゃん」と
父ちゃんをいつも思い
仕事中なのに電話をしてしまう息子

ピカピカになったスキー板は
色んな事を感じさせてくれます

共育には色んな形があります

どれが正解という解はないのだと思います

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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