「有川凛が20代の頃に思っていた事」
2004年2月29日
『M氏とRinRinの対談』
同じ会社に勤めるM氏。彼は熊本にある子会社から1カ月前に出向してきた私より3歳くらい若い男性。
ふとしたことから、このM氏と対談することになった(笑)
M氏)
Rinさん、『Set Free』(Song by 山本領平)聞かせてくれてありがとうございました!!
まだ一回しか聞いてないですけど、たった一行の歌詞が気持ちをすごく楽にしてくれました。。。歌声もすごく心地よかったです。
Rin)
確か・・・
『Don’t fear 迷わず寄り道してみなよ』ってところですよね。
私も、同じところに、同じことを感じます。
私の場合、領平氏を知っているだけに、別の聴き方をしてしまうんですけどね。
それは、こうです。。
「あ~。。彼の生き様から生まれでた、彼が本当に人に伝えたい心と気持ちだな。
紆余曲折あったから、色んな事を感じ、だから、人がどう言われたら癒されるかを、ちゃんとわかってるんだな~ぁ。
そして、彼自身、そういわれたかったんだな~ぁ。。心を求めているんだな~ぁ。。」
・・・って。
だから、彼の言葉は、本物なんでしょうね。
他の誰の言葉でもなく、経験から生まれでた自分の言葉ですから。
だから、誰の心にも入り込んでくるんですよね。
すんなりと。。
M氏)
というわけで、”Set Free”を買うことに決めたんですけど、残念ながら家の近所のレコード屋にはおいてなさそうです。。
日曜日にちょっとうろうろして探してきます!!
Rin)
わお!(^_-)
どうもありがとうございます。きっと、領平氏、喜ぶよ。
なにより、私が嬉しいですけどね。(^_-)。
M氏)
それにしてもRinさんの”人が好き”って言葉、自分じゃあまり意識してなかったんですけど、改めて言われるとすごく納得できました。
去年の8月に上京してきて、いろんな人に出会いました。
出会う人も皆いろいろな土地から来られてて、狭い日本ながらも文化の違いを感じました。。。
仕事もプライベートもすごく満たされていくのを感じます!!
でも、こっちにきて半年、出会って1ヶ月のRinさんが一番強烈でしたけどね!!(笑)
Rinさんから言わせると、僕が真剣だから相手も真剣に付き合ってくれるってとこなんですかね?
Rin)
ふふふっ。
極論、そうですね。
物事を真面目に、真剣に考えようとしている人に、私は、同じ熱さで向き合いたいんです。(笑)
人ってね、結局、「心」が欲しいんですよ。
「心」を響かせたいんですよ。
HOTを求めているんですよ。
生きていて、「楽しい」って思うことって、「心が充たされること」じゃないですか?
充たすといってもいろんな充たされ方があるけれど、どんな充たされ方にしても、結局それを感じるところはどこかというと、『こころ』なんですよ。
頭じゃないんです。
理性でなく、充たされるところは、『こころ』なんですよ。
だから、「幸せか不幸せか」、そういうことも全て、鍵を握っているのは『自分自身の心』!
いつかの日記にも書いたことがあるんですけど、本当に、
『輝ける秘訣は、自分の心が決める!』
その通りなんですよ。すべては・・。
なんですが、残念なことに、それに気づいていない人があまりにも多すぎるんです。
日本の偏差値教育の誤算というのか、なんというのか、心や感性を重視した教育を誰もやってこなかった。
しかし、昔の日本はそうでもなかった。
大家族での生活。祖父、祖母がいて、両親がいて、兄弟姉妹がいて。。
実生活の中で色んな事を自然に教えられ、色んな事を心に感じ、物の見分けが表面的なことだけでなく、きちっとつくように、うまく、まわっていたんです。
裕福な時代でなかったから、尚のこと、そうなんでしょうね。
ですが、今は、そうではない。
だからといって、マイナスに考えることもないと思うんです。
そして私は思うんです。
「こういう時代だからこそ、今、原点に立ち返って考えるべきなんじゃないか?」
「今、考えるときが来ているんじゃないか?」
「だったら考えようじゃないの!」
って。
実際、いまだに、体裁や世間体ばかりを気にして生きる人もいる。
学歴や、肩書き、そういうものばかりが全てだと思っている人も。
勿論、それで充たされることもあるでしょう。
充たされる人もいるでしょう。
金の亡者のようにね。。(笑)
若いうちは特にそうかもしれません。
でもね、結局 『そうじゃないんだ!』ってことを気づくときが来るんですよ。
意味合いは少し違いますけど、ある意味、私もその一人です。
年を行けば行くほど、気づくんですよ。その重さに。。
そして、気づくときが遅ければ遅いほど、取り返しがつかなくなってしまうんですよ。
・・そして、もうそうでしか生きられないから、自分を守るために、無理にそう思い込もうとしてしまうんですよ。
誤魔化しを始めるんですよ。
理由は簡単です。
→受け止めるのが怖いから。
受け止めてしまうと、自分が崩れてしまうようにでも思うんでしょうね。
しかし、一度誤魔化すと、今度はその誤魔化したことを誤魔化すようになる。
そして、どんどん、苦しくなる。
・・・その繰り返し。。
実は、そちらの方が、自分をどんどん壊していくのにね。
まるで、今、ドラマでやっている『僕と彼女と彼女の生きる道』のようにね。。
結局のところ、受け止めたほうが、随分と楽で、生き生きできるんですよ。
そして、その強さにひかれて、人は集まってくるんですよ。
私は昔から多すぎるほどの人に囲まれて生きてきたので、そういう人たちをどちらの種類も、幸か不幸か、とにかく多く見てきている。
特に、50や60近い人たち(有名企業の社長が多いですけど)ってのは口をすっぱくして私にそう語りますね~ぇ。。
多分、私が女性で、こういう性格(ある意味、包容力がある)だから言いやすいのかも
しれませんけどね。。
肩書きも全て無くなった、ただの人間になったときに、果たしてついてくる人が、いるのか?
本当の『人間力』がある人には、人は幾らでもついてくるでしょう。
上にたつ人間に本当に求められるのは、『人間力』です。
では、会社の組織を考えてみると、果たして、本当に、人間力のある人間が、人の上に立っているのか?
そもそも、人の上に立つということが、どういうことなのか、そういうことが根本でわかっていない管理職が多い気がします。
全てとはいいません。
私が、数社の会社をみてきて(内資は特にそうです)、常々感じてしまいます。
組織が大きければ大きいほど、うまいマネージメントがされていないと感じます。
「この人は、人の使い方をわかってないな~」
「人の心理をもっとうまくつけばいいのに。心理を勉強したほうがいいんでないの?」
「そもそも、管理職教育がきちっとされていないんじゃないの?」
そういう、ありとあらゆることを痛いほど感じてきました。
訴えてきていません。
実際、そんなこと、言うことでもありませんので(笑)
本当の『人間力』って何か?
(今はあえて書きません)
今の世の中(日本)、上になる立場の人間にそれが備わっていないから、若者は本当にその人について行こうって心から思えないんですよ。
『こいつにかけたる』っていう闘志が燃えないんですよ。
だから今の若者は、結果、『個人プレー』に走らざるをえなくなる。
自分の身を自分で守るために。
だって、闘志を燃やす魅力を感じなければ、人間の心情を考えたら当然の成り行きでしょう(笑)
それに、最近の若者は、男性の根性が女性化してしまっているところがあるんですよね。
「女性と結婚」と「男性と会社」と同じことだとおもうんです。
何がいいたいかというと、「自分を何があっても守りきってくれるって思えない人と誰が結婚する?」ってことですよ。
「自分を守ってくれない会社のために、だれが死に物狂いで働く?」ってことですよ。
だから、○○会社が危ない!っていうのも、現場の実情を知ると『当然だわな』って思ってしまうんです。
※もちろん、そうでない会社もいっぱいありますよ。
経営戦略だとかそういうのが悪いだの色々ありますけどね。(笑)
だけど、結局は、人を相手にしている!ということを忘れてはいけない!
もっと、心理学を勉強されたらどないですか?みたいな。。。(笑)
話は戻って・・・。
尊敬できない人に、情熱を持っていない人間にだれがついて行く?
「腹のくくり方を知らない上司」
「マニュアル型」=お勉強はよくできたんだねタイプ
「な~んだ、結局は 部下のことがどうとかいうのでなく、自分に得か損でしか物がはかれない小さい器の人」が多いんですから。
でもね、私は思うんですよ。
だったらどうすればいいのか?って。
「逆になればいいんじゃん!」って。
上司のインセンティブを刺激することを逆にしてやればいんだって!(笑)
うまく、プライドを傷つけないようにね。(笑)
※わざとプライドを刺激して、やらざるをえなく持っていく事もありますけどね(笑)
それが、今の私ですね。
見ていて、もしかしたらわかるかも知れませんけど。(笑)
さらっとやってのければいいんじゃんって思うんですよね。
はははっ。
「見ている人は見ている」っていう言葉があるけれど、私は「見られている立場」
でなく、「見ている人」=人の能力を見抜ける人にならなければいけないと思っています。
これは会社だとか仕事だとかそういうためだけのものでなく、「人として」とても大事なこと
だと思うんです。
わたしたちはこれからどんどん年をとっていく。
そうすると、今度はどんどん教えていく側になっていくわけです。
要するに、時の流れとともに、人は必ず人の上に立つようになっているわけですよ。
未来の自分の子供に対してもそうですし、自分の子供だけでなくこれからの子供全体、社会に対してもです。
日本だけでなく、世界に対してもです。
その時に、何が大切なのか?を本当に経験してわかっていない人間に本物を教えられません。
本物を見抜く目を培う為には、相当の経験と努力が必要です。
相当の追求心が必要です。粘りが必要です。
根性が必要です。
熱さが必要です。
それを分析する頭が必要です。
その繰り返しで、やっと『感』がやしなわれていくんですよ。
私はそれがとても楽しいです。
人への追求。物への追求。
それが私の闘志です。
人間相手の闘志です。
そして、何より、自分の弱さとの戦いです。
で行き着くところ、『こころ』なんですよ。
だから、心のある人間をむげに扱えない。
心ある人たち全てに、その中で、私を必要と思ってくれる人全てに、同じ心で応えたいんです。
応えるということは、決して振り回されることではありません。
振り回されてはいけません。
自分の強い信念を貫き通す。
それでこそ、応えるということになります。
ですが、そう応えるためには 相当のエネルギーと相当の忍耐が必要です。
人にとっては「無駄」と思う方もいるでしょう。
私は、その考えに対して否定もできないとも思っています。
だって、タイミング的に、そして結果、自分が振り回されてしまったら、無駄でしょうから。
でもね、たとえそうだとしても、結果、そこから、また学ぶこと、見えることもあるんですよ(笑)
私はそういう経験を日々、しています。
私はそういうのを常々、日常で感じています。
だがら、はっきり断言できます。
「無駄なことなんてない」って。
私の生きる姿勢が、常に「自責」「積極的」「感謝」にあるからでしょうね。
(あっ、これは、Nやん、あんたの・・・(笑))
あっ、えらい長いこと、そしてこれまた偉そうに力説してしまった(-_-;)
うううううう、許せ!!!
M氏)
Rinさんの力説は、すっごく気持ちがすっきりしました!!
まあ、車に例えると、、、
ボンネットを開けて、点検をしてもらったって感じです!!
※↑なぜ車か?それは僕が車が好きだからです。。。(笑)
僕は19の頃に当時のバイト先で尊敬すべき方(上司)と出会いました。
その方と一緒に働いて学んだこと(“力説”の内容とかなり近いです。。。)が、今でも僕の”こころ”や”ポリシー”の大部分を占めていますが、あれからもう7年が経ち、ちょっとずつ曇りを見せ始めていました。
それがあの力説で、ボンネットを開けられて、
エンジンの点検やオイルの交換をされて、
また気持ちよく走れるようになった気がします!!(笑)
これからもちょくちょく点検されにきますね!!(笑)
Rin)
わお!!
いつでも、ここに遊びに来てください!!
とにかく、私も、M氏に出会えて、とっても嬉しいよ。
新鮮さ、色々もらってます。私に、いろんな風を吹き込んでるよ!!(^_-)
モットーは「自責」「積極的」「感謝」! |
投稿者プロフィール
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財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表
2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。
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