人間は、本質的に『知りたがる動物』

カテゴリー:あの頃の私(2001~2005年)

公開日:2003.01.27

2003年1月27日

『これにつきる』(2003年の巻き)

It is difficult to say what is impossible, for..
the dream of yesterday is the hope of today and the reality of tomorrow.
Robert H. Goddard (1882-1945)

「不可能なものが何なのかを言うのは難しい。
なぜなら、昨日夢だったものが、今日の希望となり、明日の現実となるからだ」

あ~ぁ、いい言葉だな~ってつくづく思う。

これは、ロケットの父といわれる Dr. Robert H. Goddard が言った言葉で、
知ってのとおり、彼は人類が宇宙に飛び出すために不可欠な技術であった
液体燃料ロケットを生み出した人。

補足的に付け加えると、彼は1926年、わずか2.5秒、距離56m、最高到達高度26m、
ほんの一瞬の、しかし人類の歴史に残る「初飛行」を成し遂げたのだけど、
このとき、NYタイムズはゴダードを「人類が月に到達できるなど、まともな大学教授の
考えることではない。彼の知能は高校生よりも劣る」と酷評したらしい。

固定観念にとらわれた物の考え方やそれをベースにした意見ってのは、
人をえらく傲慢にさせ、そのことで貴重な可能性までもを奪ってしまうんだね。。
いけない、いけない。

っとま~そんなことも痛感するわけだけれど、その事実から、こんなことも思う。

人間って、どんなに時代が流れても、そして、どんなにか文明が発達しても、
いつの時代も変わらないのは、人のすることに価値評価を、基準をつけようとする習性。
型にはまりたく癖に、反面、型を作りたがる人間の癖である。

何故って??

人の脳味噌ってのは、結局、スケルトンじゃない。
だから、そこに不安感と不信感を抱く。

人間は、本質的に『知りたがる動物』
だから、分かりやすい人はとても安心感を感じるけれど、反面、飽きられやすいのも
その為であろう。。

また、話を戻すとしよう。

人間は、本質的に『知りたがる動物』

だとしたら、人に基準と、価値評価を植え付けたほうが遣り易いってのは当たり前。

その型ってのが、『常識』といわれるものであったり、『地位』『階級』であったり
『法律』であったり、はたまた『哲学』であったり・・・。
解説書的な『本』だったりしてもいっしょだろうね。
いや待て。別に解説書と言わずしても、恋愛小説であったって、擬似体験をして、
『あの彼(彼女)は、こうだったんだろうね~』なんて型に当てはめて、それを思い込む
心理にしたって、結局、知りたがる心理から働いた『型にはめることで分かった気になって
安心する』って作業に変わりない。

はっは~ん!!

知りたがる心理から発展して、それに意表はつくが、いかに現実的であるかをキチョウとした
プレゼンテーションがどれだけ『型』破りだったとしても、結局は『型』なのである。
ようするに、この世の中に存在するものに、型なきものはないということなのか。。

型が嫌いな型破りの人間も、結局は、なんなりかの型に自分の居場所を築く。

あれ、私は、何を言ってるのやら。。

まっそんなこんなで、
今年も、更なる可能性を信じて、なんにでもチャレンジするぞ!!!
失敗から生まれる可能性を信じてね!!!!(あ~しんど~い!!)
けど、失敗はしと~ないの~ぉ。。。。^_^;

人間は、本質的に『知りたがる動物』

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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