テレビ取材を終えて

カテゴリー:RINDA foundationのこと

公開日:2021.12.08

ただ今、公立小学校で
3年生の全クラスの子どもたちが
毎日、国語の授業で
「こども物語づくりリレープログラム」に

取り組んでいます…

今日で7コマ目まで来ました…

子どもたちの様子ですが、
最初は、自分自身を内観することに
不慣れなため

戸惑いを感じる子もいました。

ですが、一コマ一コマ
丁寧に進めていく

授業の流れに合わせて

徐々に
自分と繋がっていく感覚を掴み始め
数々の感動的なドラマを

子どもたち自身が生み出して来ました…

当たり前のことですが人は人の数だけ多様です。

クラスには様々な子がいます。

・勉強が苦手で、いつもテストが0点

手をあげる事がなく自信のない子

・気持ちがとても不安定な子

・勉強はできるけれど発達に障害を抱え、

人とのコミュニケーションに苦戦している子

・勉強はできるけれど
親の顔色を伺うことに慣れ親しんでしまい
自分の気持ちより
他人を優先してしまいがちで
自分の気持ちや感覚が

分かり辛くなっている子

色々です…

そんな子どもたちに
このプログラムを通じて
何が起きてきたかと言うと
授業の回を追っていくごとに
自分のペースで
自分と繋がり始めて

気づき始めていっているのです…

そして、発表の場になると
今まで発表などしたことがない子どもが
恐る恐る自分で手を上げて、前に出て
先生の温かいサポートの中で受容され、

発表をする変容を見せて…

「そんなことを思っていたり
感じていたり

未来を想像したりするのか」

と、その子の種に先生方がハッとして

涙される先生もいらっしゃいました。

私たちが帰ろうとすると
駆け寄って来てくださり
「毎日、毎日、子どもたちの
知らない心の中に気付かされて、
ハッとして。
子どもたちの向き合い方が変わりました。
こんな素敵なプログラムを作ってくださって
ありがとうございます」

という有難いお言葉も頂戴した日もありました…

私たちこそ、
毎日のように些細な事から、
あちらこちらで出来事が起こる
子どもたちへの気配りを
四六時中されている先生方に触れ、

感謝の気持ちと、脱帽するしかないのですが。

ただ…
そんな先生方のご負担を少しでも下げ、
少しでも、子どもたちの
「生きる力」に繋げることが
できるようなプログラムを、
これからも智慧を絞り
先生方に寄り添う形で先生方をサポートし、
子どもたちに真心をお届けしたいと

私は思っているだけなのです…

そうする事で、
忙しくて見えてこなかった
「子どもたちが持つ種」に、
まずは子どもたちや先生方へ、
そして出来上がった物語を通じて
親御様にも、
気づいてもらえるように、
その様なプレゼントを渡せたらと

ただ思って…

そして、今日は7コマ目の授業でした…

これまでの5コマを通じて
一人一人が
自分の種から作り出したキャラクターを
物語の中で活躍させるための
設計図である

「ストーリーボード」づくりです…

自分でいうのもなんですが

これ、本当にうまく出来ています…

9マスの問いに答えていくだけで
マイキャラクターが
イキイキと活躍したいように
活躍し、自分も周りも幸せにしている

物語、人生脚本が完成する…

そんな仕掛けを知らない子どもたちは
ただ答えていっただけなのに
9マスを繋げて読み上げていくと
自分が描きたかった物語に
なっていることに気づき、
「え!出来てる!わーすごい!」と
感動し、心震わせて、笑顔になって

友達の物語にも、また感動をしあっているんです…

これって
自分をまずは満たし
満たしているからこそ
友達の物語も

ウンウンと聞くことができるんですね…

そしてまた描きたくなって
「もっと広げてみたい」と

調べ物をしたりする子も出てきて

イメージを更に、更に
広げていって…
主体的…
対話的…
深い学び…
今、子どもたちは
国語の授業が
ものすごく楽しいそうです…
家での様子までが
変わったそうです…
嬉しいことですね…
本当に…

ありがたいことですね…

このように
私の強み、天命を生かす場を
提供していただけて…

私は思うのです…

人は「ある」に目を向けて
自分と繋がっていくことって
大人であっても
子どもであっても
とても大事なことだと

そう思うのです…

それが幸せの「最初の一歩」だと思うのです…

そして今日は、この7コマ目の授業に、

ブジテレビのとある番組の収録が入りました…

小さな尺の番組ですが

本当にありがたいことです…

放送日はまだお知らせ出来ませんが

追ってお知らせします…

そんな収録中に

私は確変する

子どもたちの様子に目頭が熱くなり
込み上げる気持ちを抑えるのが

大変で…www

授業を終えて、
オフィスに戻り、
そこで私のインタビュー収録がありましたが
ディレクターやカメラマンの方にも
とても応援していただき

私自身、言葉で格好をつけることもなく

ありのままを

お伝えすることが出来ました…

人生、色々あったとしても
面白いと思えば面白い!

…そう思います^_^

どうもありがとうございました😊

 

【プログラムに取り組む子どもたちの応援ソング】

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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