父は教師であり、導く人

カテゴリー:いま・ここ・私

公開日:2018.07.12

私にとり父は教師であり、導く人です…

その事に気づいたのは
つい最近のこと…

父は今、身体をはって
私に、これからの世の中で大事な大事な事を
経験させてくれているのです…

父を通じ
私が見る世界は変わっていっています…

私が望む”生きやすさのイコール”という命題について、父は自らの身体を使い、それがどういう事かと言うことを私に知らせている…

インドを通じ、紆余曲折ありながらの事も、父と同様に、私に学びの場を提供してくれているでしょう…

全ての事は意味があっておきています…
そしてその意味に対し、人は常に取捨選択しています…

人は物事を、どうにでも解釈できるし
受け取れるわけです…

楽も苦も
どちらも選べる…

どちらを選んだとして
どちらが善いわけでなく
取捨選択した結果に描かれるものは
その人それぞれの「生き様」です…

その『生き様』には
それぞれに「美徳」があり
それぞれ違うわけです…

父は私に弱音を吐きません…

それだけではなく、どんな苦しい状況であろうと、私に笑いを与え

「智ちゃん!!なんでも笑う事や!!笑い飛ばせ!!」

「智ちゃん!!人は信じないと何も始まらんよ!!
人間は所詮、裸一貫で産まれて来たんだから、騙されたところで、命さえあれば、失うものなんてないんだよ。信じなはれ!!」

「智ちゃんの横には、僕がいつもおるよ!!
だから大丈夫!!全て上手くいく!!貴女は間違っていないから!!」

と、逆に物凄いエネルギーをくれます…

彼が選んだその選択により、
私は多くの事を
教えられます…

それにより、実は
彼が持つ深い「闇」の部分も
浮き彫りになります…

彼はこうやって自分の命の時間を使い
彼の『美』の世界を表現し
芸術的ともいえる独特な生き様を魅せてくれているのです…

『一期一会』という言葉は
一般的になりすぎて
意味が軽くなっているようにも感じますが
父が私に教えていることは
全ての事に意味があり、
その事の意味付け、受取により
人の生きる様は、様変わりするという事のように思います…

生きる時間というのは
人それぞれの真っ白なキャンパス…

人は常に
幾重にも
そして自由に
絵を描いているんだなと思います…

そして共育や教育は
自分の子どもの子育ての関係だけで
発生するものではなく
老いていく親子、つまりは看護介護の関係においても同じように発生するのだなと思います…

今日はほぼ一日を
病院で過ごしました…

足裏按摩で父の足はスッキリしました

「あ〜、智ちゃん。お腹が空いた!!」
という声がけは
最高のご褒美でした

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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