余暇はどう過ごす??

カテゴリー:あの頃の私(2001~2005年)

公開日:2001.12.03

2001年12月3日

余暇・・・

よく友達と話す話題がある。

「日本人の余暇の使い方が如何に下手くそか。」

余暇を過ごす事が、日本人の心に「贅沢。無駄使い。」といった悪のイメージが少なからずあることが影響するのだろう。

しかし、私たちの世代の人間は、親の世代と余暇の感覚が少し違う気がする。

少し、西洋的(ヨーロッパ)になったというのか、それとも、平和な時代に生まれてきたために、平和に生まれ平和に生き絶えるということが普通であるという観念がそうさせるのか。

「生きることの意味は、如何に充実し、自己満足を得られるかにある」と少なからず考える人が 増えていると思う。

会社のために働くという観念は、もう古い。

今時、例え大手企業であったとしても、いつ倒産してしまうかなんてわからないんだから。

「いかに自分に目的を持ち、そして、その為に働き、働いた分の報酬を得る。会社というのは、ステップアップをしていく場でしかない。会社と個人というのはお互いの利潤が一致してこそ成り立つもの。」少なからず、私はそう思っている。

仕事は、自分の生活を充実させるためにする。

本来ならば、その日生きている分だけのお金さえあれば、他は要らないはずなのだが、そうは言っても、この先、何があるかわからないという意味で、そこそこの貯蓄は必要だろう。

いざというときに身動きがとれなくなるほど、惨めなものはないから。

その他は、そうだな~ぁ、自分の趣味や、日常にメリハリをつけるための気分転換に使う。

例えば、私の場合は、旅行、読書、友人との食事、飲み、その時々に興味をもったものの勉強、部屋の模様替え、生花・・・。

お金を使わずに感性を養える散歩は、私の生活に欠かせないものに今なっているな~。

家庭を持っていないから、そう思うのかもしれない。

しかし、例え、家庭を持ったとしても「余暇の充実」に関する観念は変わることはないと思う。

だって、人生の充実を考えたら、余暇の充実は欠かせないものでしょ。

生き生きしていることが好きな私にとって、輝ける『充実感』は、余暇と仕事(又は生きがい)の奇妙なバランスがあってこそ、成り立つものだから・・・

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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