小学生による絵本「リンちゃんとダーリンの大冒険」シリーズ第2弾  「11人のこどもたちの物語」7月27日発売

 

~こどもたちの創造した「本」の売上をフィリピンのストリートチルドレンの自立支援へとつながる~ 

株式会社らしゅえっと(所在地:東京都調布市 代表取締役:有川凛)の出版事業部であるRINDA PUBLISHING(リンダパブリッシング)は、オリジナル絵本「リンちゃんとダーリンの大冒険シリーズ」において、9才の女の子が描いた第一話「魔法のコインをさがしに」の出版に続き、第二弾として2021年7月27日、11人の小学生が創作した「11人のこどもたちの物語」を発売します。この本の売り上げの一部(1冊700円)は、フィリピンのストレートチルドレンの路上で暮らす若者の自立支援に役立てられます。

 

1. 自分たちが創作した物語を書籍にして販売し、地球上の誰かを笑顔することに繋げたい

2020年5月、コロナ禍による「一斉休校」の中、一人のお母さんの声がけで、東京都の小学校に通う小学生の11人が集まり、Zoomを使った「オンライン こども絵本リレープログラム」を実施しました。「こども絵本リレープログラム」とは、子どもたちが自分自身と世界に目を向けながら、絵本「リンちゃんとダーリンの大冒険」の物語の続きを自由に創作するワークショップです。プログラムの冒頭では、主人公が地球を助ける旅に出る物語に因んで、「主人公のリンちゃんとダーリンは、現在フィリピンに来ていてね、コロナによってみんなも大変な思いをしているけれど、同じ地球には食料が手に入らずに、食べられない子どもたちがいるんだよ」という呼びかけとともにフィリピンのストリートチルドレンに1週間分の食事が配給されている現地のNGO団体「チャイルドホープ」の事例 が紹介されました。


全5回のワークショップを終えたとき、子どもたちから「自分たちが創作した物語を書籍にして出版し、販売したお金を地球上の誰かを笑顔にすることに繋げたい」という要望が飛び出してきました。「どのようにして、子どもたちの想いを実現できるか」子どもたちとワークショップ実施をサポートした保護者は話し合いを重ね、子どもたちの願いをかなえる方法を模索しました。このような経緯から生まれたのが、この本「11人のこどもたちの物語」です。


そして本の売り上げの一部は、認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)が実施している「フィリピン・マニラのストレートチルドレンをゼロに」の「路上で暮らす若者の自立支援キャンペーン」に寄付することが決まりました。

 

◆書籍情報

書籍名

リンちゃんとダーリンの大冒険シリーズ~11人のこどもたちの物語~

石丸慧、石丸諒、恩曽ゆうごう 片山こうた、片山なおき、佐々木いり 佐々木るい、久野愛梨、矢野たつき 矢野なるき、山本りひと

11人のこども達/上垣厚子

出版社

RINDA PUBLISHING

ISBN

978-4-910435-00-8

体裁

A4 124ページ オールカラー

定価

3,850円(税込み)

発売日

2021年7月27日

 

◆書籍の商品ページ 

https://rinda-f.org/pub_book/p2513/

 

2. 本の売り上げがフィリピンのストリートチルドレンの自立支援につながる

フィリピンの首都、マニラだけでも数万人にのぼるとされる「ストリートチルドレン」。その背景には極度な貧困があります。路上で生きる子どもたちの多くは、成人してもまともな仕事に就けず、家族のもとに戻れず、ドラッグにはまったり、犯罪に巻き込まれたりすることもあります。性的虐待を受け、路上生活を送るお母さんの子どももまた、ストリートチルドレンの道を歩むこととなり、貧困の連鎖が続いています。

出典: ACC21より

 

この連鎖を断ち切るため、スキルや倫理観を身に付け、安定した仕事につき、安定した生活を送れるようにするのが、認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)が実施している「フィリピン・マニラのストレートチルドレンをゼロに」をめざして実施している「路上で暮らす若者の自立支援プロジェクトです。

本の売り上げはこのプロジェクトへ寄付され、以下のような形で活用されます。


①1人の路上の若者が自立するための半年間の研修費用となります(6万円)
②路上の若者に小さなビジネス(お店など)を始めるための資金貸与(1万円)

 

出典: ACC21より

 
本1冊のご購入につき、700円がストリートチルドレンの自立支援の活動に寄付されます。
 
そのため、この本が15冊売れたら、1人の若者にビジネスを始めるための資金を貸すことができ、この本が85冊売れたら、一人の若者が自立するための研修費にすることができます。
ストリートチルドレンをゼロにするという目標に1歩近づくことができます。

 

3. 収録作品紹介

作者名

タイトルとあらすじ

子どもたちのキャラクター

石丸慧

『つえだもんとコローナマン』

舞台はNY。骨董屋で不思議なつえを手に入れたふたり。そしてリンちゃんとダーリンの前にあらわれた悪人コローナマン。リンちゃんは街を救うためにどうするのか。

片山こうた

『リンちゃんとダーリン南シベリアへ』

南シベリアについたリンちゃんと、ダーリン。寒さのあまり倒れてしまうダーリンににリンちゃんはどうしていいかわからず不安でいっぱい。そこに現れたのはトラ?人?

矢野たつき

『ゴキブリラーメンゴーヤとオレ様』

ゴキブリラーメンゴーヤは、体はゴーヤのように緑色、髪がラーメンで頭にはナルトの渦巻きをつけている虫。ある日大きな大きな虫『オレ様』が立ちはだかり・・・

山本りひと

『キャプテンキャッツ』

リンちゃんとダーリンは魔法のコインをさがしてスペインへ。そこで、同じように魔法のコインをさがしているねこ、キャプテンキャッツと出会います。魔法のコインは必ずしもコインの形はしていない?!

久野愛梨

『ココちゃんとロケット』

魔法のコインをなかなか見つけられないリンちゃんとダーリン。リンちゃんは病気を治すお手伝いをしたら魔法のコインが見つかるかも、と思いつきます。病院を訪ねたリンちゃんが出会ったのは?

石丸諒

『マホウマン』

「かれはて町」という全く自然がない町に住む「マホウマン」彼の夢は困っている人を助けるヒーローになること。港町3丁目でゴミ拾いをしているときにリンちゃんとダーリンと出会います。

恩曽ゆうごう

『コインくん』

リンちゃんとダーリンが海岸で泣いている人に出会います。それはなんと物を大切にする天の使い。まだ使えるものが地球にはたくさん捨てられている。それを聞いたリンちゃんは・・・

片山なおき

『ごーるどくん』

リンちゃんとダーリンは、ごーるどくんから「おうごんドーナツ」を食べるとみんなが幸せになれると言う話を聞きます。果たして「魔法のコイン」と何か関係があるのでしょうか?

矢野なるき

『キリンチーター』

クビが長くて世界一走るのが早いキリンチーター。リンちゃんとダーリンはキリンチーターと仲良くなります。そしてある日、キリンチーターの本当の姿を知ることに!

佐々木いり

『ノートくんとキョウカちゃん』

ある日大きな星が空から落ちてきて、辺り一面がゴミだらけに。原因は地球人が他の星にまでゴミを捨て始めたことにあるみたい。ノートくんとキョウカちゃんとリンちゃんとダーリンはどうする!?

佐々木るい

『ペチンコペンギン』

リンちゃんとダーリンが南極で出会ったのはペチンコペンギン。3人が旅をしていると魔法のコインを持っているかもしれないわるい海賊に出会ってしまいます。3人の運命やいかに?!

 

 

◆株式会社らしゅえっとについて

「株式会社らしゅえっと」は、2016年に設立された企画事務所です。智慧と愛情を注ぎ、日本に限らず社会が抱える課題解決や社会的価値の創出を図り、「生きやすさ」を大切にしています。(https://lachouette-jp.com/

<事業内容>
・除菌水「まましゅっしゅ」シリーズおよび洗口液「まましゅっしゅNature(ナチュレ)」の企画・制作・販売
・子どもたちが主体となって自由な発想を広げ身のまわりや地球の困りごとについて、みんなが「笑顔」になれる活動を支援する(一財)RINDA foundation JAPANの運営委託
・出版事業「RINDA PUBLISHING」の運営
・その他マーケティング、コンサルティング事業

 

◆一般財団法人RINDA foundation JAPANについて

2018年に設立された「非営利組織CSO(Civil Society Organization)」です。国内外のビジネスパートナー及び、ビジョンを共有する個人とともに『持続可能な公平さ』がある社会を目指し、「必要な資源(富と健康)」を好循環させる仕組みを世の中に提案していきます。(https://rinda-f.org/

<主な活動内容>
・世界をぐるり!こども絵本プログラムの開発、普及
・知育プログラムRIN&DA WEの開発、普及
・SMILE認証制度、SMILE基金の運営
・RINDA Academyの企画・運営

【本プレスリリースに関するお問合せ先】

株式会社らしゅえっと 広報室

TEL:03-5969-8556  FAX:03-6369-3015

E-mail:pr@lachouette-jp.com

公開日:2021.07.26

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