成り行き任せのドリフターズ

カテゴリー:子どものこと

公開日:2019.05.04

今日の午後、息子たちを迎えに長野県へ行きました…

が、結局、息子たちは合宿を更に2日間の延長をし、このゴールデンウィークは10日間の合宿生活となりました…

実は今日、コーチと息子たち、そして私たち夫婦での五者面談がありました…

その中でコーチはケイにハッキリとおっしゃいました…

「ケイ。本気で世界一になりたいなら、まずはタイムじゃない。
チームでの行いの一つ一つだよ。
例えば、素晴らしい滑りをした選手には褒め称え、励まし合い、助け合う。
合宿で交代で料理を作ることもそう。
コーチの指導を素直に聞いて滑りに繋げること。
それがケイにできるかどうか…
一流の選手ってまずはそれが当たり前だ!そんなもんだ!
オーストリアに行きたいなら、そこを徹底しないと!
そして君が決めることだ。
君が本気で望むことだったら、コーチもご両親も力を合わせるよ。
どうするかじっくり考えて決めな!!」

私たちが思っている事と
丸っ切り同じ事でした…

そして息子は泣きながらも、
「チームでやりたい」と宣言し、
これからお世話になる事になりました。

鼻っ柱が強く、まだまだどうしようもない素行の悪さのある息子。

スポーツマンシップとはどういうものかを含め、好きな「スキー」を通じて出鼻を挫かれながらも、本当にやりたい事だから最後は言い訳をせずに、ただ前へ前へと進んで行ってくれたらいいな…

元はと言えば
親がただスキーが好きで
息子たちとスキーという遊びを
楽しんでいただけでした…

「ご縁」のパズルという「成り行き」と「直感」で流れていく何ともドリフターズな我が家の羅針盤…

そんな我が家の一員の息子は
偶々、オーストリアという地で産まれ
その地の国技が偶々スキーで
息子は勿論、そんな事を知る筈もなく
生後間もなく帰国した日本でスキーと出会い
スキーに魅了されていき
ただ純粋に世界一になりたいと思った…

スキーはそもそも外国から来たスポーツなんだと知って、世界一のスキーをしたいから
ただ外国へ行きたいと言い始めて
生地の「オーストリア」へと繋がって
飛鳥井コーチに出逢う…

まさに「成り行き任せ」の羅針盤なのですが
まずはこの道を選んだ
息子の「思い」を大切にし
「ものになるか」よりも
一つ一つ進む過程を一緒に経験できること、
一緒に社会勉強をしていけることを有難く思い、まずはスタートしよう!!

兎にも角にも
今回初めて経験した「10日間の合宿生活」…

役割分担で料理をし、自分の洗濯物の始末と用意、スキー用具のメンテナンス、世界レベルで戦う先輩との学び合い…

小学3年生と小学1年生の息子たちにとり
本当に刺激的な日々だった事と思います…

一つ一つ…
できない事があるからこそ
成長できて面白いんだと思います…

大きな大きな夢に向かって
まずは5月中旬から始まる週末のグラススキーの合宿生活にトライしていきましょね…

何事も
一つ一つ…

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子どもたちが人生最初期に経験する暮らしの営みの中にある地域の文化や風景、人と人の繋がりが、生涯にわたる原風景になる。
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子どもに近づいていけばいくほど、子どもというものが本当に愛おしく思えてくる。それは自分の中にあるいのちの輝きが愛おしく感じられるようになるということ。
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投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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