一週間を迎えて思うこと

カテゴリー:いま・ここ・私

公開日:2018.08.24

🍀…突っ走ってきた2年間…🍀

父が天へと旅立って今日で1週間が過ぎました…

振り返ると、この2年間は、看護介護、育児、仕事の3つを遣り繰りするのに、ひた走った日々だったなと思います…

ただ走り続けている時は、しんどいとか、ヘチマん言っていられず、振り返る余裕が出来た今だからこそ、「あ〜、父も私も家族も、皆々、よくよく頑張ったな〜!!」と思えます…

本当に凄く濃厚な、中身の深い2年間だったと思います…

何より、父の汚物を拭いてオムツを替えること、体を拭いてあげること、痰を吐き出させてあげること、沐浴をしてあげること、散歩に一緒に行くこと、一緒にベッドで寝ること…
そして足裏マッサージリレー…

これらは私にとって、自分でもびっくりするくらい、本当に本当に幸せな時間でした💗

父が元気な時は、そこまで一緒にいた事もなく、病気になって、一緒にいる時間が長くなり、父と娘の距離がぐぐっと近くなり、お世話をすればするほど、一体になっていく感覚が生まれました…

なので、いつもどこにいても、父はずっと私の傍にいました…

最後まで全力投球で一緒に居られて、本当に良かったなと思います💗
だから後悔はありません…

ただその一方で、思うこともあります…

私の場合は、幸せな事に、パズルが見事にはまっただけだと…

夫の理解、す~さんの存在、子供達を見てくれる地域のご年輩サポーターの人達…
そして、父の可愛げのある前向きな面白い性格…
病院や介護施設の方々が非常に素晴らしい人達だったこと…

こういう理解や協力がないと、そうそうここまで出来ないと思います…

きっと最初は良くても、どんどん何処かから不満の声が漏れ聞こえてきて、それに板挟みになり、続けられなくなったり…
または、親の性格にも非常によるため、最初から、親を看る気がしなかったり…
と色々だと思います…

だから私は、こういう好循環のパズルに、ただいたために出来たことだと思っています…

女性の活躍推進、そして今は、子育て離職よりも介護離職を防ぐという事が言われ始めています…

正直、そこに立ち向かう女性(今の現状、どうしても世話をする比率が女性が多いため敢えて書きます)は、様々な事の板挟みになり、そのたびに悩まされ、疲弊し、折り合いを付けていく必要が出てきます…

周りに恵まれた私でも、まだまだ小さな子供を育てながらの看護介護は、きつかったと思います…(満足感とは別です)

だからこそ私は、これから、そういうフェーズに差し掛かる人達に、何かしらを考えたいし、手を差し伸べながら、これからを少しでも笑顔の循環が起こるように生きていきたいなと思っています…

父、夢拓は言っていました!!

「人生、何事も面白おかしく!」

私も心からそう思います💗

【一週間を迎えて思うこと】

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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