夏休みが始まる前に、学校から配られた「介護体験」の紙!
これをみて、「介護ってどういうことをするのか知ってみたい」って思ったんだけど、
おばあちゃまと一緒に行ってきたよ。
そこでは、
「車椅子体験」「高齢者の疑似体験」「介護ベット体験」など
普段体験できない事ができて、そのほかにも、いろんなことが知ることができたよ!
例えば「介護施設ってどういうところ?」という“説明動画”をみせてもらったんだけど
その施設では、
●「全室個室のユニット型」でゆっくり一人ひとりが過ごせる部屋があること。
●「玄関、キッチン」などが、暮らしやすいように広くなっていること。
●施設で住んでいる人が、生活を楽しんでもらえるように、
手先の器用な方などが折り紙クラブを作って過ごしていること。
●お風呂の入り方も「チェアー槽(車椅子のまま入る)」「ストレッチャー槽」などがあり
サポートが少なくても入れる仕組みになっていること。
●要介護のレベルが5段階あること。
●おとそ配りをする「長寿を願う行事」などがあること。
施設で住んでいる人が楽しく、楽に暮らせるいろんなサポートがあることを知れたかな。
その後、2つのグループに分かれて、いくつかの体験をしたんだけど
最初に体験したのは、「介護ベット体験」!
「寝ている状態からどうやって動くのか?」
を体験するんだけど、ベットがリモコンで動かせるようになっていて、
この機能のおかげで、介護士さんの負担も随分と減ったそうです!
ベットにも種類があって「3モーターベットっていうのがあるんだけど
「上半身、腰、膝」を固定する事で、寝た状態から車椅子に移ることが
昔よりずいぶんと楽にできるようになったみたい。
次に体験したのが、「高齢者疑似体験」!
「重り付きベルト」「ひじ膝の固定」「手や足に重りをつけたり軍手を身に着ける」
このことによって、高齢者の身体的変化、筋力、手の感覚などが知れるとかで
やってみた。
これらをいっぱい身につけてみたことで思ったことは
→「椅子にただ座るだけなのに、すごく動きにくい」。
→「小銭入れからお金を出すときも、細かい作業がしにくかった」。
→「ペットボトルのふたをあけたくても、手がすべって空けずらかった」。
若い人はせっかちで、「早くしてほしい」って思ってしまう人が多いけど
実際には、年をとった方は、色々とやりずらいことが、よくわかった!
今回の体験を終わって、家に帰る時に、年配の人をみて
「焦らせちゃいけないなぁ」って思った。
最後に体験したのは「車いす」。
車いすは「誰かが押していたり」「自分で電動で動かしている」ものは
これまで見たことがあったけれど、
実は、他にも車椅子には種類があって、しかも車椅子にもルールがあることを知ったよ。
介助者(押す人)は、前輪の棒を操作する際、乗っている人に伝える事。
例えば、「動きますよ!」「ガタガタしますよ!」など。
実際に乗ってみたら、
ドアの開け閉めは、レバーで押すタイプのドアは手が届かなくて開けずらかったし
逆にスライドドアは、とても開けやすく感じた。
その体験で
「多目的トイレのドアがなんで、横にスライドするタイプのドア」になっているのか、つながった!!
自動販売機もいろんな種類があって、
普通は車椅子に座っていると一番上のボタンには、手が届ずらいけれど、
その施設では、下のほうに対応するボタンがついていたので
座ったままでも購入できる自動販売機があった。
今まで気が付かなかった「便利」や「不便」が、この体験であるんだなと気づいたよ。
そして「パルロ」っていうロボット。
このロボットは、自己紹介をしたり、歌を歌ったり、会話ができるのだけ
施設にいる人が、少しでも明るくなるように、工夫がされているんだなって思った。
今日の「介護体験」で思ったことの「まとめ」!
介護される人の「生活空間を広げる」ことで、
健康を損なわないように
なっていってるんだなって感じたよ。
最近、コロナで、高齢者の人の外出が減ったり、交流が減ったけれど、
「パルロ」のロボットとか、そういうモノを作ってあげることで
高齢者が楽しく過ごせる交流の場面が増え、それも大切だなって思った。
私の周りで高齢者の方が困っていたら、私には何ができるだろう、、、?
これからもずっと考えていきたいな。
投稿者プロフィール
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現在小学4年生の東京に住んでいる女子です!
絵を描くことがとても好きです。
そして好きな映画は「とんで埼玉」「君の名は」「帝一の国」「かぐや様は告らせたい」。
そんな私が「感じること」や、「取り組んでいること」など、「小学生の今」を発信していきたいです。
この発信を通じて、同じようなことを考えるお友達とつながれたら、とっても嬉しいなと思っています!