RINDA foundationのものづくりとは?

たとえば、伝統的なベトナム刺繍の職人たちが、下絵なしで仕上げる美しい手刺繍。
タイの職人たちが無農薬で育てた綿を紡いで草木で染め、機織り機で丁寧に織り上げたオーガニックコットン。
熟練の織職人が箔糸や多色の糸を使う精緻な模様の京都の西陣織の帯。
微妙な色の濃淡で剛健にも上品にも表情を変え、虫や蛇を寄せつけず、さらに保温性にすぐれ、肌荒れも起こしにくいことから庶民に愛されてきた日本独自の藍染めの技法。

伝統的な手織りも、手刺繍も、草木染めも、機械での生産が主流になった現代では、忘れられつつある「技術」かもしれませんが、実際に手に取って肌で感じるその温もりや美しさには何物にも変えがたい価値があります。
その価値をRINDA foundationのものづくりの精神に則って子どもたちに伝え広げることこそが、私たちの使命だと考えています。

私たちはこの「ものづくりプロジェクト」を通して、


これらのきっかけをつくりたいと考えています。

「もったいない」から生まれた
RINDA foundationの「ものづくり」

・身近にある“もったいない”から生み出そう。

家の中には、使われないまま忘れられているモノや、まだまだ使えるのに捨てられてしまうものがたくさんあります。生産現場のハンパな材料や作りすぎて捨てられるモノたちも、RINDA foundationにとっては大切な資源です。

・大量生産はしません。

お客様からの注文を受けてから、一点ずつ職人の手で丁寧に作っています。機械で作るものに比べて時間もお金もかかり高価ですが、そこにはクラフトマンシップを持つ職人たちが作り上げる「オンリーワンの価値」があります。

・様々な地域の様々な人の力を借りて「ものづくり」。

環境や地域に関係なく、クラフトマンシップを持つ人たちの「ものづくり」に対して、技術を正しく評価して適正な賃金を支払い、富を循環させること。それが私たちの考えるSDGsの「目標12:つくる責任 つかう責任」「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」につながります。

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