スクリーン印刷は非常に美しいものだったけれど…

カテゴリー:RINDA foundationのこと

公開日:2018.07.31

スクリーン印刷は非常に美しいものだった…

だけれども
私が憧れを抱いていたインドの出版社「TARA BOOKS」を訪れた時、
相当に違和感を感じてしまいました…

どんな世界にも存在するのでしょうけれど
メディアを通じて語られている
夢物語のような美しい在り方と
実際に目にし、聞いてしまった現実…

私が大切にする「人間性」…

私は人を食い物にしてはならないと思っています…

マスメディアの使い方、広告、見せ方が上手なんだなと思いました…

でも現実は掛け離れていました…

実際に訪れ
実際に目にし
実際に話してみないと分からなかった事だから
これで良いのだと思う…

一期一会…
全ての事に意味がある…

スクリーン印刷は
本当に本当に美しいものだった…

作り出している職人の人々に
何の罪もない…

ただ、デジタルの世界が急速に発展する中、逆にアナログの世界、
すなわち、ハンドメイドの世界に価値を見出し、
そこに美しさを感じてしまう純粋な人々の心を食い物にする経営者の在り方に
私はただ、悲しさと虚しさを感じてしまいました…

日本人が食い物にされているようにも感じました…

悔しいな…
でもこれもまた現実なのですね…

私をサポートし続け
ここに連れてきてくださった皆様に
ただ感謝します…

そして、私の心の在り方に共感してくださる人々と、私たちのやり方で、
美しくて面白い物語を
これからも作って行こうと思いました…

共に手を取り合う出版社は
ここではありませんでした…

『RIN&DArlingの大冒険』…

投稿者プロフィール

有川 凛
有川 凛
財団法人RINDA foundation JAPAN創設者/代表理事
株式会社らしゅえっと代表取締役
NPO「恩渡しネットワーク」代表

2014年1月より、「生きやすさ」と「循環(持続可能性)」の2つのキーワードを活動ポリシーに、除菌水シリーズ「まましゅっしゅ」の商品企画、制作、販売。2年連続で「キッズデザイン賞」を受賞し注目を集める。

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