【タンザニアの旅】貧しい人=可哀想な人ではなかった。アフリカで見つけた幸せの形

初めまして。日本大学4年生の植村英明です。
現在、僕は「次世代の地球を担う子どもたちを育てることが、世界平和に繋がる」という考えのもとに、渋谷にある託児・保育所・MIRAI LABO∞KIDSでインターンをしており、将来的に世界中の子供たちに携わる仕事をしたいと考えています。

今回は、そのきっかけともなった東アフリカの国タンザニアの旅の中で、僕自身が実際に見て感じたことをお伝えしたいと思います。

 

アフリカ=ネガティブなイメージになる原因

さっそくですが、「アフリカ」と聞いて、みなさんはどんな想像をしますか?

正直に言って、タンザニア渡航前の僕は「アフリカ=ネガティブなイメージ」を持っていました。具体的には、「貧しい国が多い」、「学校に通えてない人がたくさんいる」、「治安が悪い」と言ったイメージです。このように考えている人は多いと思います。実際、僕が渡航した際には友達にとても心配されました。なぜ自分も含め、いまだに日本人の中には「アフリカ=ネガティブなイメージ」を持つ人が多いのでしょうか?

これには様々な原因が考えられますが、僕が一番の原因だと考えているのは「情報の不足」です。LCCなどの普及で、どんどん世界が近くなってきていますが、いまだに日本とアフリカ大陸は遠い存在のように感じます。アフリカと一口に言っても、54カ国の国が存在し、その国々の中にも多くの民族が共存しているのです。

 

実際に訪れて自分の目で見たもの、感じたことが事実だ

僕が初めて「途上国」と言われている国に行ったのは2016年の夏でした。その時は海外インターンという形でカンボジアに行ったのですが、想像以上に栄えていて、発展ぶりに驚いたことを覚えています。

この渡航をきっかけに、「外国」という存在の楽しさを知り、同時に国際協力に興味を持ち始めました。インターンで出会った仲間と教育支援を行う学生団体も立ち上げました。これらの経験から、「情報だけを聞いていても意味がない。実際に訪れて自分の目で見たもの、感じたことが事実だ」と思い、10カ国弱を一人で旅をしました。

そして2017年夏、以前から興味があったアフリカの国 タンザニアに行くことになりました。タンザニアに派遣されている青年海外協力隊の方に会いに行ったのです。

 

タンザニアはアフリカ大陸の東側にある国です。 日本からタンザニアへの直行便はなく、所要時間は最低20時間くらい。「サファリ」や「ザンジバル島」などが有名ですが、僕は1ヶ月弱の滞在で有名な観光地には行かず、農村に住んでいました。

なぜなら、現地の人の本当の暮らしを知りたかったから。とはいえ、やっぱり観光地も行けばよかったかなぁと、今さらながら後悔しています(笑) 


さて、ここからは僕が見てきたものを写真でご紹介しましょう! 

訪問した村の子ども達[ムネニア村]

 

 

笑顔は世界共通の言語だと感じました。僕はスワヒリ語が話せませんが子どもが笑っている空間は世界共通で幸せに溢れてました。

小学校の様子[ムネニア村]

 

桃太郎をスワヒリ語で発表している様子(青年海外協力隊の方が話せるので) [ムネニア村]

不思議そうにしながらも、劇形式でやったのでとてもみんなの笑顔が眩しかったです。桃太郎の読み聞かせの前には、全校生徒で歌をプレゼントしてくれました。

ご飯[ムネニア村]

 

現地食はシンプルですが、癖はなく慣れれば美味しかったです。慣れれば(笑)

マーケット[首都ドドマ]

  

無愛想だと思ったら、スワヒリ語で話した瞬間みんな笑顔で対応してくれて、日本人に興味津々でした。

線路と夕日[首都ドドマ]

 

あまり手が加わっていない、自然の美しさを感じられるところがたくさんあった。路線バスで国立公園なども通ったので、バスからキリンなども観れて、リアルサファリパークでした!(笑)

 

街の外れに住んでいる民族の踊り見学

 

村の養殖場の調査[モロゴロ村]

すでに協力隊の人が信頼を築いていたのもあると思いますが、知り合いの知り合いにはみんな「ブラザ〜」と親しく話しかけてくれました。

タンザニアの2大サッカーチームのパブリックビューイング[モロゴロ村](スペインリーグでいう「バルセロナVSレアル・マドリード」笑)

サッカー人口はわかりませんが、空港のあるダルエスサラームからバスで8時間ほどの村でも、各地でパブリックビューイングを行なっていて、僕の観戦場所には300人近く人が集まっていました。

家に村人を呼んでカレーを振る舞う[モロゴロ村]

 

カレーはタンザニアはなく、日本食の代表として振る舞いました。
美味しそうに食べてましたが、おかわりはしてくれませんでした(笑)

ここの住民は村単位ではみんなが知り合いで、すぐに噂が広がるコミュニティでした。みんなが仲よさそうな反面、いくつかママさんグループが分かれていたりして、どこも一緒なんだな〜と(笑)


あなたは、これらの写真を見てどう感じたでしょうか?

ずっと行ってみたかった未知のアフリカの国 タンザニアに実際に行ってみたら、現地の人々がとても幸せそうに過ごしていたことに、僕は少なからず驚きました。想像とは違っていたからです。

 

幸せの形ってなんだろう?

僕はこの渡航で改めて、「自分の目で見ないとわからないことがたくさんあるな」と思いました。たしかにタンザニアは日本と比べて、金銭的に貧しい人も多くいます。

でも、それが「=可哀想な人」なのでしょうか?
国際協力をしてきた身として、とても考えさせられました。

「幸せってなんだろう?」
「援助は必要があるのか?」
「ネガティブなイメージで途上国に関わることが、本当に正しいのか?」
色々なことを考えました。

僕が訪れた村の金銭的に貧しい人々は、幸せではないのだろうか?
少なくとも、僕の目には彼らはとても幸せそうに見えました。

たった1ヶ月弱の滞在でしたが、幸せの形は人それぞれで、世界が、国が地域が、個人が「それぞれの形で歩むこと」こそが、正しい道ではないかと考えています。

もちろん、助けを本当に必要としている人々に手を差し伸べることは必要です。
でも、他国に自分たちの価値観を押し付けることが平和に繋がるとは思いません。

僕はタンザニアへの渡航を通じて、「世界中の人々が暗い部分を共有するのではなく、明るい未来を共有できるようになればいいな」と思うようになりました。

幸せの形は人それぞれです。
僕自身も、「これからの人生を自分らしく生きていこう」と心に刻んだのでした。

投稿者Profile

植村英明
植村英明
子どもを通じて世界を平和にしたいとの夢を持ち、大学3年まで国際協力を行う。4年生になった現在は「次世代の地球を担う子どもたちを育てることが、世界平和に繋がる」と考え、株式会社ミライLABOに弟子入り。「地球を愛情と笑顔で溢れる惑星にする」をモットーに活動中。