健全な人として生きるってどういうこと?

RINDA FOUNDATIONは、「子どもが幸せに生きる権利」について「何ができるのか」をいつも考えています。

ただ、「子どもが幸せに生きる権利」というと、余りにも広範囲です。なので、そもそも「生きるとは?」「育ての大切さとは?」「幸せとは?」の三点について考えてみます。

その上で、貧困の中に生きる環境を強いられた子ともたちにどのような権利があり、そしてそれに対し私たちに何ができるのかについてのアイデアを述べたいと思います。

1.生きるとは?

そもそも生きるってなあに?

地球上には様々な動植物が生息しています。それぞれに形態は違っても「命」という「生」を持ってこの世に生まれてきました(生命)。

それでは、ここで生きるとは何か?を考えてみましょう!

ダーリン
RINちゃん、君は生きるって何か考えたことある?
りんちゃん
えー、そんなこと考えたことないな〜。
ダーリン
難しく考えることはないよ。
生まれた「生命」は次の「子孫」を遺すために新しい命を「生み」、「育て」、やがて「死」を迎えるんだよ。これが、「生きる」ということ。とてもシンプルなサイクルなんだよ。

より健全な人として生きるには何が必要?

「生きる」ことはとてもシンプルなサイクルだけど、より豊かに生きるためには「健全」であることが大切です。それではここで、「健全な人として生きる」とは何か?を考えてみましょう!

ダーリン
まずは健全とはどういう意味か再確認しようか。
1 身心が正常に働き、健康であること。また、そのさま。「健全な発達をとげる」
2 考え方や行動が偏らず調和がとれていること。また、そのさま。「健全な社会教育」
3 物事が正常に機能して、しっかりした状態にあること。また、そのさま。「健全な財政」

出典:goo辞書

りんちゃん
なるほど、改めて「健全」ていう意味がわかったよ。

ダーリン
「健全な人」になるためには、子どもを「どのように育てるか」がとても大切なんだよ。「生む」の次の「育て」の部分、すなわち、子どもをどのように育てるかが大切なんだよ。

2.育ての大切さとは?

「育ての大切さ」について、まずは「植物」に置き換えて考えてみましょう。ここでは、農耕民族だった日本の「主食」である「米」を取り上げてみます。

ダーリン
そういえば、美味しいお米はどうやったら育つのか調べてたよね。それをここで教えてくれる?
りんちゃん
オーケー!農家の田中さんにインタビューした時のノートが残ってるから、それを発表するね!

RIN : 田中さん、美味しいお米は田んぼに苗を植えておくだけで作れるものなんですか?

田中さん:苗を植えておくだけでは美味しくならないよ。お米を美味しく作るにはきちんと生育状況を見て苗が育つよう管理する農家が必要なんだよ。

RIN :なるほど、農家の人の管理が必要なのですね。では、美味しいお米にするために農家が工夫していることはなんですか?

田中さん:美味しいお米を作るには、二つのポイントがあるんだ。一つ目は土台になる「良い土を作ること」、二つ目は、「元気の良い苗を作ること」。苗→稲→米 になるからね。

RIN :では、この庄内平野ではどんな工夫をしているか、詳しく教えてもらえますか?。

以下、田中さん。

庄内平野では、毎年、「はえぬき」「ひとめぼれ」「コシヒカリ」などを中心に、「ササニシキ」「どなんなか」「のびのび」など 10~15 種類くらいのお米が作られているんだ。寒冷地域なので、暖かくなった5月に入ったら「育てた苗」を田んぼに植える「田植え」が始まるんだよ。

「稲」が田んぼで「元気」に育つように、農家の人たちは「智慧」を出し、水を上手に「工夫」して使うんだ。例えば、寒い日には水を深くして稲を寒さから守ったり、暖かい日には水を少な目にして丈夫な「根っこ」が土に伸びるようにしてあげる。

日々天候や稲の状態を確認し、必要に応じて細かな「水」の管理することで、丈夫な「根っこ」が育つからね。さらに、美味しいお米を作るにはもうひと工夫必要なんだ。

美味しさを引き出すためには「甘み」が必要で、そのためには、甘みの元となるデンプンを多く含ませる必要があるんだ。そのため農家の人たちは、デンプンを蓄える時期になると土に肥料をやり、稲が十分に美味しくなる手助けをしているんだよ。

ただし、この肥料の栄養分を稲に十分に吸い上げることができるのも、丈夫に育て上げた「根っこ」があってこそなんだよね。

こんなふうに農家の方たちは、美味しいお米を作るために「元気な苗」をつくり、水を工夫して「丈夫な根っこ」をつくり、肥料を与え「良い土を作る」などして、1年をかけて稲をじっくりじっくり観察し、愛情をこめて育て上げているんだよ。

RIN :田中さん、どうもありがとうございました!

ダーリン
RINちゃん、どうもありがとう。今回は「育ての大切さ」について美味しい米の育て方に例えて考えてみたよね。次回はそれを「人」に当てはめてみよう。

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投稿者Profile

有川 凛
有川 凛RINDA foundation Founder & 代表
持続可能な『生きやすさのEqual』があるフラットな世界を目指して、2017年8月、インド国内で非居住者の日本人女性が代表となるCSO組織 財団法人RINDA foundationを設立。
代表取締役を務める(株)らしゅえっと では、インド国内でおしぼりを製造するHYGIYA社と協力。インドの衛生環境の改善と貧困層の雇用推進を目指し、インドで除菌水「まましゅっしゅ」の製造販売を展開するなど、その活動範囲は世界に広がっている。